2018/01/25 20:00
こんにちは、香名子です。現在「育児は孤独?」と題して
産後の生活、自分のこと、夫婦のことを綴っています。


「ここ最近、何人の大人と話したっけ?」


息子の世話に追われ、気が付くと
最近話をしたのは、旦那さん、親、あと…
スーパーの店員さん…?

まだ意思疎通ができない赤ちゃんと二人で過ごす時間。
「お腹すいたの?」
「眠いの?」
「絵本読もっかー」
いくら会話を投げかけても、もちろん返事は返ってきません。

息子の日光浴と私の気分転換を兼ねてお散歩に行っても。
「空がきれいだね」
「お花咲いてるね、何色かなー」
もちろん、うんともすんとも。

そんな日々が続いたある日、息子を抱えて近所にお散歩へ。
まだ行ったことのない道へとぐんぐん進んでいくと
丘の上に辿り着きました。

見晴らしの良い丘の上。
近所にこんなところがあったなんて知らなかった。
まちを一望できるその場所は、普段の私なら
「きれいだなー、また来よう」って思うだろうけど、
その時は、なんだか胸がギューッと苦しくなったと思ったら
心にポッカリ穴が開いたような…

「このまちの中には人がたくさんいて、
みんな誰かとお話ししてて。
私はなんだか…孤独だな…」
そう思ってその場を離れ、とぼとぼと家に帰りました。

気分転換失敗。
その後、引っ越しをするまで
その場所へ行くことはありませんでした。

「大人と話をしなければ」と思い、
車で30分ほどの実家へ行き、ほっと一息。
しかし、帰りの車の中では必ず大泣き。
運転しながらおもちゃであやしてもダメ、
子供向けの音楽を鳴らしてもダメ、
歌を歌ってもダメ。
「大丈夫だよ、大丈夫だよ、お母さんいるよ」
何度言っても泣き止みません。

もう限界…
そう思って、途中コンビニの駐車場に立ち寄り
息子と二人、声をあげて泣いたこともあります。

大人と話したいと思って実家に行ってるのに
まったくの悪循環。
またしても気分転換失敗。
それからしばらくは実家に行くことも躊躇するように。


仕事をしていたら自然と大人と会話するし
「おはよう」「こんにちは」
という挨拶だってできます。
「ありがとうございます」
と言ったり、言われたり。

赤ちゃんと二人でいると、そんな何気ない会話もできません。
一方通行の会話。
おむつを替えても、離乳食を作っても
お世話の合間を縫って家事をしても
「褒められる」ということがない。

「私は社会から見放されている。
仕事をしていたら「ありがとう」という言葉は言われるけど
私は何をがんばっても褒められることがない。
もっと「ありがとう」と言葉で言って欲しい」

と、まぁ何とも我儘なことを旦那さんに訴えたこともあります。
それから、お昼になると
「お弁当ありがとう」というメールをくれるようになりました。
こちらこそ、身勝手な我儘に付き合ってくれてありがとうです。


1歳になった今では、まだ会話らしい会話はまだできませんが、
楽しいときは笑ったり、怒ったときは泣いたりと
感情をきちんと表現してくれます。
「空がきれいだね」
「お花が咲いてるよ」
「ごはん食べようね」
それぞれの言葉に少しでも反応を示してくれるので
一方通行の会話ではなく、表情で、ときには
「あーあー」や「まんまん」という言葉で
会話ができている気がします。


赤ちゃんと二人の生活。
正直、息が詰まります。
ほぼ独り言で一日が終わり、
自然と口ずさんでいるのはEテレの歌。
外出するにもお互いの準備が必要だし
外に出ることが気分転換にならないときもある。
社会からぽつんと取り残された気分になる。

でも、それでも息子は成長しています。
きっと、母の一方通行の言葉も聞いていたし、
口ずさむ歌も聞いていたはず。

社会から見放されたんじゃなくて、
「人生経験1年目さんと、お母さん1年目さん、
力を合わせて社会に出ていきましょー!」
という訓練だったのかもしれません。

そう思うと、あのときの孤独感や流した涙は
無駄ではなかったのかな。
と、ようやく思える今日この頃です。
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2018/01/23 12:00
こんにちは、香名子です。現在「育児は孤独?」と題して
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「愛情を持ってお世話できない。
 息子の前で笑顔になれない」

生後3か月くらいまでの間に何度か
旦那さんに泣きながらこう訴えていました。

初めての育児で右往左往する日々。
授乳しても、おむつを替えても大声で
泣き続ける息子。
「何が不満なの?どうして泣くの?」
「泣き止ませることもできない私は
 母親失格なの?」
息子が泣く度に、
私の胸はギューーーっと苦しくなりました。
何度も、何度も息子と一緒に泣きました。

ただ淡々とおむつを替えて、汚れた肌着を洗って
授乳をして、ひたすら泣く息子をあやして…
その合間を縫って家事をしてご飯を急いで食べて。
久しぶりに鏡を見ると
産後の抜け毛もあってボサボサの髪、
明らかにお手入れできていない肌、
ファッションセンスからだいぶんかけ離れた
ちぐはぐな汚れた服。
でも、もっと身なりを整えようとか
ちゃんとおしゃれしようとか
この状況を良くしようという思考も働かず。

疲労困憊で無表情な姿を見て
「周りのお母さんたちは
優しい表情でお世話をしているのに
何で私は笑えないんだろう」
と、更に悲しくなりました。

正直、息子のお世話がやっつけ仕事になっていて
「愛情を注ぐ」という余裕がない…
そう悩んでいました。

そんなときに、旦那さんが休みの日に
「息子は俺がみとくからゆっくりしてきなよ」
と時間をくれました。
「いつもできない場所へ!」と思って
一人でラーメンを食べて、ゆっくり温泉に浸かって
買い物をして…
「一人」という状況が久しぶりで新鮮で。
でも頭の中は息子のことでいっぱい。
「息子のあの表情かわいいよなー」とか
「あの時嬉しかったなー」とか。
お店に入っても、
「この服、息子に似合うんじゃないかな」とか
「おいしい離乳食あげたいなー」と思って
本を買ったり、食器を買ったり。

家に帰るとき、一人でいても息子の事しか考えて
いないことにふと気が付き。
そしたら無性に息子に会いたくて愛おしくて
涙が止まらなくなりました。
気が付きました。
私は愛情たっぷりで子育てできていました。


周りは楽しく子育てしているように見えるけど
どの母親も何かしらの悩みを抱えているはず。
みんな自分の事そっちのけで髪振り乱して
必死で子育てしてる。
隣の芝は青々しく見えるだけ。
そう思うと、ふっと心が軽くなります。

笑顔になれない日もあります。
そんなときこそ
「自分は愛情持って子育てできている」
と胸を張って、自分を褒めたいものです。
そして、ほんの少しの時間でも
「一人の時間」をもらえると嬉しいですね。


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2018/01/22 12:00
こんにちは、香名子です。現在「育児は孤独?」と題して
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「母乳?ミルク」

「母乳です」

「あ〜良かった、やっぱり母乳が一番!」

息子を抱えて外を歩けば、必ずと言っていいほど
行われるこのやり取り。

謎の「母乳が一番」というフレーズ。
確かに、さっと出してパッとあげれるという点では
一番。

健康面で一番という意味なら果たしてそうなのか。
「ミルクで育ったから体が弱くて…」
って話聞いたことないですが。

私はこれでもか!ってくらい母乳が出ていたので
(助産師さん曰く、双子ちゃん育てれるくらい出てた)
完全母乳でした。

母乳がよく出るので完母の人、
母乳が出にくくて完ミの人、混合の人、
元々完ミのスタンスの人、
早めの職場復帰をしたいから混合の人…

「母乳が一番」というフレーズに悪意はないだろうけど
授乳事情も人それぞれなので、
その言葉を聞くと頭に「?」マークが浮かびます。

完母だった私でも「乳腺炎」に苦しめられました。
ある日突然、激痛が走り、出なくなり。
見るからにごつごつとした「岩」となり、
何をしても痛い、抱っこなんてできたもんじゃない。
「『母乳が一番』だなんてそんなことないーーー!!!
キー―――!!!涙涙」
という状況。

友人に相談し、勧められた助産院に電話すると
「緊急事態よ!!!!」
と言わんばかりの勢い。
すぐに助産院に駆け込みました。
それから断乳、仕事復帰までの約8か月間
助産院でのマッサージに通いました。

助産院では、助産師さんをはじめ
同じ境遇の方たちとお話することができました。
母乳が出ない、詰まる、離乳食どんなのあげてるか、
離乳食食べない問題、泣き止まない問題…
話のネタが尽きないこと。
みんな悩み抱えてるんだなーと実感。



そして、断乳のタイミング問題。
うちは10か月時にヘルパンギーナになり
強制的に断乳となってしまいましたが、
断乳のタイミングも人それぞれですよね。

久しぶりに行った飲み会の席で、友人が
「3歳の息子にまだ母乳をあげてる」
と言ったら、別の友人が
「えーーー?もう栄養ないよ?やめなよー」って。
授乳を続けているのは子どもが安心するから、
スキンシップを取りたいからとか
それぞれ理由があると思います。
その友人の発言に
「そこは他人が口出すところではないのでは?」と
思ってしまいました。



母乳をあげたいのに泣く泣くミルクの人、
ひどい乳腺炎になってしまう人、
断乳がなかなかうまく行かない人。
授乳問題ってデリケートですよね。

だから「母乳が一番」とか「もう断乳しなよ」と
言われるのは、はっきり言って心にチクチク刺さります。
悪気があって言ってる訳ではないのはわかります。
だけど、母が子に授乳するそれぞれの「想い」や
それぞれの状況をもっと汲み取ってほしいなと思います。
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