昨日は
たくさんのサンキュ!をありがとうございます



昨日は前半の3冊を紹介させていただきました
今日は続き、後半3冊です
4冊目:たったひとりのきみ
外からやってきたウィミックが
どんな木でできているかで優劣をつけます
どこの大学を出ているか
どこの官庁や会社にお勤めか
なんて「ラベル」で
「あのひとはすごいね
あの人は、たいしたことはないね」って値踏みするようなこと
人間社会でもありそうです
パンチネロは
もっともダメなウィミックスとして
みんなからバカにされます
どうしてぼくはやなぎの木でできているんだろう…
と悲しくなったパンチネロに
やなぎにはやなぎにしかない良さがあるのだと
エリは真剣なまなざしで語りかけます
6冊の中で
もっとも深いメッセージが込められているように
わたしは思います
いじめや人種差別について考えさせられました
(*あくまでもわたしの感想です*)
5冊目:いちばんうれしいおくりもの
6冊目:きみへのとくべつなおくりもの
「おくりもの」というタイトルがついた2冊です
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「贈り物」は、英語にすると
「プレゼント」と「ギフト」
「プレゼント」は「今・現在」
「ギフト」は「才能」
というもう一つのたいせつな意味もあります
今という時間も
わたしならではの好きなことや得意なこと(才能)も
かみさまからもらった「おくりもの」
だと思っているわたしには
思い入れの強い2冊です
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エリにおくりものをしようと
あれこれ頭を悩ませる「いちばんうれしいおくりもの」
エリがいてくれたから
いまのわたしたちがあるのだと気付いた
とエリに伝えるシーンが好きです♪
そして
エリからこっそり贈られたもので
たびびとを助けようとする「きみへのとくべつなおくりもの」
人がもらったものではなく
自分がもらったものを使いなさい
とエリがみんなに伝えます
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原文を読んだことはないけれど
もしかしたら5冊目の方は「プレゼント」
6冊目の方は「ギフト」
と表現されているんじゃないかな〜
と、勝手に想像しちゃっているんですけどね

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6冊を通すと
たくさん悩んで落ち込んで自信をなくして
エリに励まされていたパンチネロが
エリに喜んでもらいたい
そしてたびびとの役に立ちたい
という思いを抱いていきます

与える人に成長していくのです

そんなふうに読んだせいか
わが子の成長がとても楽しみで
愛おしくなりました

息子の目から見てわたしは
どのくらい「エリのような」お母さんかはわからないけれど
「エリならなんていうんだろう?」
と考えるだけで
息子のことを待てるようになりました

もしも機会がありましたら
ちょっと長い本ですが
ぜひ読んでみてくださいね!

