子どもって
「カプセルトイ」が好きじゃありません?
「カプセルトイ」
私が子どもの頃は「ガチャガチャ」
息子は「ガチャポン」
と言っていましたけど
お金を投入すると
カプセルに入った
小さなおもちゃやフィギュアが出てくる
アレです
・・・って
みなさん説明抜きでも
お分かりいただけますよね
最近は大人向けもあるから
カプセルトイが好きなのは
子どもだけじゃないかもしれませんけど
☆
息子が小さいころ
多分幼稚園に入る少し前くらいのことですが
カプセルに「いいもの
」がいっぱい詰まっている
あの機械の前で
息子が「ほしい」と言いました
きっと親ならだれもが経験すること
さて、どうするわたし
あれって、きりがないですよね
少なくとも私はそう思っていました
できれば避けて通りたい!!
私が子どもの頃は
1回20円 
だったのですが
今は100円・200円・300円かな
今もそう?
息子がカプセルトイをおねだりした15年くらい前は
中身によってこの3種類でした
一度いいよと言ったら
通るたびに欲しがるかもしれない
何かのご褒美にする
ってのは、私は好かない
うむむむむ・・・
そこで息子に言いました
「あれはさ、何が出てくるかわからないでしょ
欲しいものが出てくるわけじゃないんだよ」
「でも、いいのが出てくるかもしれない」
「そうだね。あなたはどれが出てきてほしいの?」
正面の写真を指して
「これとこれ」
そして
機械の横から覗いて
「これ。ここにある」
って教えてくれた
そして
「これをグルンと回すの
」
ちゃんと操作の仕方を知っているのね
こういう時の子供のしぐさって
とっても可愛かったりするから
ちょっと揺れる母心
フンガッッ
揺らいじゃいけない
「うん。欲しいのが入っているんだね」
「おもちゃは下から出てくるよね
だから、この奥の
見えないところにあるのが出てくるから
これは出てこないんだな」
「それでもいいの」
「そっか。ちゃんと知っているのね」
そしてゆっくり考えながら言いました
「この機械はさワクワクを売っているんだと
お母さんは思っているのね。
何が出てくるかわからないでしょ?
何が出てくるんだろう
いいものが出てくるといいな
って、ワクワクするね。
だから、これはワクワクを売っていると
お母さんは思うんだ」
息子はうなずきながら聞いていました
「出てきたモノはずっと大事にできるのかなぁ
すぐに飽きちゃう気がするんだ
だから、買うのは
ワクワクした気持ちだけかもしれない
ほんの少しのワクワクに200円かかるのは
お母さんは高いなって思うの」
「でも、ちゃんと大事にするよ」
息子も簡単には納得しませんでした
「あなたの気持ちはわかったよ
しばらく考えさせてくださいな
今じゃなくって
ゆっくり考える時間が欲しいから
もう少し我慢してくれる?」
もしかしたら「いいよ」っていう答えに
たどり着けるかもしれない
と思ったのか
それ以上なんて言ったらいいのか
わからなかったのか
息子はごねずに頷いてくれました
とりあえず
執行猶予を確保した私( ̄▽ ̄*)
☆
それから少しして
母親よりも攻略がたやすい
「おじいちゃん
」
という最強の味方に
おねだりしたようです
一緒にお買い物に行き
しばらくの間
おじいちゃん(私からは義父)に
息子を託して別行動をしましたが
合流したときに
息子はご機嫌で私に言いました
「おじいちゃんがガチャポンさせてくれたの
2回もしたんだよ
」
ホントに嬉しそう
おじいちゃんですからね
小さな孫のこんな笑顔は
最高に嬉しいでしょう
私も笑顔で
「おじいちゃん、優しいね
あなたの願いをかなえてくれたのね
どんなおもちゃが出てきたの?」
私も笑顔で聞きました
嬉しそうに
握りしめていたプチトイを見せてくれた息子
そして
笑顔がふと消えて言いました
「ホントだね
ぼく
ワクワクを買ったんだね」
トイが出てきた時は
とっても嬉しかったのでしょう
でも・・・
ほんの少ししかたっていないのに・・・
同じものが
少し色褪せて見えたのでしょう
そして私に聞きました
「おじいちゃんに謝った方がいい?」
「おじいちゃんに
ワクワクのために
お金を使わせちゃったから?」
「うん」
「大丈夫!
おじいちゃんはあなたの
嬉しそうな顔が見れたから
あなたの嬉しそうな顔を見て
おじいちゃんは
きっと嬉しかったからね
もう一回
おじいちゃんに
「ありがとう」って言う方が
おじいちゃんは嬉しいんじゃないかと
とお母さんは思うな」
息子はおじいちゃんのところに行って
「おじいちゃん、ありがとう」
って言いましたら
義父は私に
「さっき、ちゃんと言ってくれたよ」って
教えてくれました
はい、知っています
ちゃんとありがとうって言える子だと
思っていますけど
そういうことじゃないんだな
そう思いながら
息子は大切なことを覚えましたから
それを教えてくださったことに
私は感謝したくて
私も「ありがとうございました」と
心を込めて伝えたのでした
悩んでいたカプセルトイ問題
義父のおかげで無事解決
☆
その後息子は
機械の前で立ち止まり
しげしげと眺めることはあっても
欲しがることもなく
何年も過ごしました
☆
時は流れ(5年くらい?)
10歳の頃
東京は上野の
国立科学博物館に行ったときに
「ねぇねぇ、お母さん
すごいの見つけちゃった
」
目をキラキラさせながら飛んできて
「こっちこっち」
と連れて行かれた先にあったのが
「化石」が出てくるガチャポン
「ぼく、記念に化石が欲しかったから
お店を探したんだよね
安いのでも○○円だったんだ
これはね○○円なんだよ」
正確な値段は忘れましたが
ガチャポンの方がもちろんだいぶ安い
「これ、ワクワクを買うって
わかっているけど
どれが出てきてもいいなって思うの
っていうか
全部欲しいくらい
だから
これをやらせて」
おぉ〜
ちゃんと覚えていたんだ〜
もともと
お土産を買ってあげるって
約束していたのです
すべてわかったうえでの
合理的な判断
と自負していることが伝わってくるような
息子の表情が
なんだかかわいくて頼もしい
私もお土産屋さんを回っていたから
それなりの出費は覚悟していたので
息子のかわいいおねだりに応じてあげました
1回と言わずに複数回
息子には思いがけず太っ腹に見えた母
たぶん*笑
ビックリと嬉しそうな表情でしたから

息子が手にしたのがこれらです
本物かな?
本物ということでしたけど
出てきた化石は
息子のお気に入りの飾りスペースに
かわいい説明札付きで
飾られておりました
☆
こんな息子
今では私よりも
(お金に関しては)しっかり者ですf(^^;)
ワクワクを買う別バージョン「福袋」は
私のほうが好きですし
めったに買いませんけどね
何かを買おうかどうしようか迷ったときに
息子に話すと
かなり的確な意見をもらえる ♡~( ̄▽ ̄*)
「ほんとにいるの?」
「なくても大丈夫じゃね?」
みたいな*笑
それから別バージョンで
「これ、もう捨ててもいいんじゃない」
とか
「いつまで取っておくのさ」
みたいなことを
ポンと言ってくれていた
息子の言葉を聞くと
ふんぎりがつく母
どっちが親じゃ〜っていう感じだけど( ̄▽ ̄;)
☆
この息子
初めて親元から離れて
寮暮らしが始まりました
お金の管理は大丈夫かな?
と気にしていましたら
1か月の間
結構がっちりやりくりしていた様子
始めは何かと物入りだろうし
親から離れて
つい気が大きくなったり
遊んじゃうんじゃないかな?
という母の予想に反して
1週間で使い切るかもと思っていた
お財布に入れていったお金で
1か月暮らしていました
ちなみに平日の朝・晩の食事は
申し込めば寮で食べられます
寮費と一緒に引き落としなので
それ以外の出費を自分で賄っています
足りないはずと振り込んでいたお金は
そっくりそのまま口座に残っているよ
っていう言葉に
相当驚いちゃった母( ̄▽ ̄*)
失礼いたしました〜
「必要なものにしかお金使ってないから」
だって
すごいぜ息子!*笑
☆
息子のお金管理と
親子のちょっとアホなやり取りなどは
「18歳男子の見事なやりくり」
「18歳男子の予算管理」
などの過去に書いたものでも
覗き見できますので
興味がおありの方はどうぞ
☆
私も節約生活を
さらにパワーアップさせよう
という気持ちになる
息子の姿勢
息子に教えられるというか
息子に鼓舞される母でした

あなたと
あなたの大切な人に
笑顔の輪が
広がりますように

舞
「カプセルトイ」が好きじゃありません?
「カプセルトイ」
私が子どもの頃は「ガチャガチャ」
息子は「ガチャポン」
と言っていましたけど
お金を投入すると
カプセルに入った
小さなおもちゃやフィギュアが出てくる
アレです
・・・って
みなさん説明抜きでも
お分かりいただけますよね
最近は大人向けもあるから
カプセルトイが好きなのは
子どもだけじゃないかもしれませんけど
☆
息子が小さいころ
多分幼稚園に入る少し前くらいのことですが
カプセルに「いいもの

あの機械の前で
息子が「ほしい」と言いました
きっと親ならだれもが経験すること
さて、どうするわたし
あれって、きりがないですよね
少なくとも私はそう思っていました

私が子どもの頃は


だったのですが
今は100円・200円・300円かな
今もそう?
息子がカプセルトイをおねだりした15年くらい前は
中身によってこの3種類でした
一度いいよと言ったら
通るたびに欲しがるかもしれない
何かのご褒美にする
ってのは、私は好かない
うむむむむ・・・
そこで息子に言いました
「あれはさ、何が出てくるかわからないでしょ
欲しいものが出てくるわけじゃないんだよ」
「でも、いいのが出てくるかもしれない」
「そうだね。あなたはどれが出てきてほしいの?」
正面の写真を指して
「これとこれ」
そして
機械の横から覗いて
「これ。ここにある」
って教えてくれた
そして
「これをグルンと回すの

ちゃんと操作の仕方を知っているのね
こういう時の子供のしぐさって
とっても可愛かったりするから
ちょっと揺れる母心
フンガッッ
揺らいじゃいけない

「うん。欲しいのが入っているんだね」
「おもちゃは下から出てくるよね
だから、この奥の
見えないところにあるのが出てくるから
これは出てこないんだな」
「それでもいいの」
「そっか。ちゃんと知っているのね」
そしてゆっくり考えながら言いました
「この機械はさワクワクを売っているんだと
お母さんは思っているのね。
何が出てくるかわからないでしょ?
何が出てくるんだろう

いいものが出てくるといいな

って、ワクワクするね。
だから、これはワクワクを売っていると
お母さんは思うんだ」
息子はうなずきながら聞いていました
「出てきたモノはずっと大事にできるのかなぁ
すぐに飽きちゃう気がするんだ
だから、買うのは
ワクワクした気持ちだけかもしれない
ほんの少しのワクワクに200円かかるのは
お母さんは高いなって思うの」
「でも、ちゃんと大事にするよ」
息子も簡単には納得しませんでした
「あなたの気持ちはわかったよ
しばらく考えさせてくださいな
今じゃなくって
ゆっくり考える時間が欲しいから
もう少し我慢してくれる?」
もしかしたら「いいよ」っていう答えに
たどり着けるかもしれない
と思ったのか
それ以上なんて言ったらいいのか
わからなかったのか
息子はごねずに頷いてくれました
とりあえず
執行猶予を確保した私( ̄▽ ̄*)
☆
それから少しして
母親よりも攻略がたやすい
「おじいちゃん

という最強の味方に
おねだりしたようです
一緒にお買い物に行き
しばらくの間
おじいちゃん(私からは義父)に
息子を託して別行動をしましたが
合流したときに
息子はご機嫌で私に言いました
「おじいちゃんがガチャポンさせてくれたの
2回もしたんだよ


ホントに嬉しそう
おじいちゃんですからね
小さな孫のこんな笑顔は
最高に嬉しいでしょう
私も笑顔で
「おじいちゃん、優しいね
あなたの願いをかなえてくれたのね
どんなおもちゃが出てきたの?」
私も笑顔で聞きました
嬉しそうに
握りしめていたプチトイを見せてくれた息子
そして
笑顔がふと消えて言いました
「ホントだね
ぼく
ワクワクを買ったんだね」
トイが出てきた時は
とっても嬉しかったのでしょう
でも・・・
ほんの少ししかたっていないのに・・・
同じものが
少し色褪せて見えたのでしょう
そして私に聞きました
「おじいちゃんに謝った方がいい?」
「おじいちゃんに
ワクワクのために
お金を使わせちゃったから?」
「うん」
「大丈夫!
おじいちゃんはあなたの
嬉しそうな顔が見れたから
あなたの嬉しそうな顔を見て
おじいちゃんは
きっと嬉しかったからね
もう一回
おじいちゃんに
「ありがとう」って言う方が
おじいちゃんは嬉しいんじゃないかと
とお母さんは思うな」
息子はおじいちゃんのところに行って
「おじいちゃん、ありがとう」
って言いましたら
義父は私に
「さっき、ちゃんと言ってくれたよ」って
教えてくれました
はい、知っています
ちゃんとありがとうって言える子だと
思っていますけど
そういうことじゃないんだな
そう思いながら
息子は大切なことを覚えましたから
それを教えてくださったことに
私は感謝したくて
私も「ありがとうございました」と
心を込めて伝えたのでした
悩んでいたカプセルトイ問題
義父のおかげで無事解決

☆
その後息子は
機械の前で立ち止まり
しげしげと眺めることはあっても
欲しがることもなく
何年も過ごしました
☆
時は流れ(5年くらい?)
10歳の頃
東京は上野の
国立科学博物館に行ったときに
「ねぇねぇ、お母さん
すごいの見つけちゃった

目をキラキラさせながら飛んできて
「こっちこっち」
と連れて行かれた先にあったのが
「化石」が出てくるガチャポン
「ぼく、記念に化石が欲しかったから
お店を探したんだよね
安いのでも○○円だったんだ
これはね○○円なんだよ」
正確な値段は忘れましたが
ガチャポンの方がもちろんだいぶ安い
「これ、ワクワクを買うって
わかっているけど
どれが出てきてもいいなって思うの
っていうか
全部欲しいくらい
だから
これをやらせて」
おぉ〜
ちゃんと覚えていたんだ〜

もともと
お土産を買ってあげるって
約束していたのです
すべてわかったうえでの
合理的な判断
と自負していることが伝わってくるような
息子の表情が
なんだかかわいくて頼もしい
私もお土産屋さんを回っていたから
それなりの出費は覚悟していたので
息子のかわいいおねだりに応じてあげました
1回と言わずに複数回
息子には思いがけず太っ腹に見えた母
たぶん*笑
ビックリと嬉しそうな表情でしたから
息子が手にしたのがこれらです
本物かな?
本物ということでしたけど
出てきた化石は
息子のお気に入りの飾りスペースに
かわいい説明札付きで
飾られておりました
☆
こんな息子
今では私よりも
(お金に関しては)しっかり者ですf(^^;)
ワクワクを買う別バージョン「福袋」は
私のほうが好きですし
めったに買いませんけどね
何かを買おうかどうしようか迷ったときに
息子に話すと
かなり的確な意見をもらえる ♡~( ̄▽ ̄*)
「ほんとにいるの?」
「なくても大丈夫じゃね?」
みたいな*笑
それから別バージョンで
「これ、もう捨ててもいいんじゃない」
とか
「いつまで取っておくのさ」
みたいなことを
ポンと言ってくれていた
息子の言葉を聞くと
ふんぎりがつく母
どっちが親じゃ〜っていう感じだけど( ̄▽ ̄;)
☆
この息子
初めて親元から離れて
寮暮らしが始まりました
お金の管理は大丈夫かな?
と気にしていましたら
1か月の間
結構がっちりやりくりしていた様子
始めは何かと物入りだろうし
親から離れて
つい気が大きくなったり
遊んじゃうんじゃないかな?
という母の予想に反して
1週間で使い切るかもと思っていた
お財布に入れていったお金で
1か月暮らしていました
ちなみに平日の朝・晩の食事は
申し込めば寮で食べられます
寮費と一緒に引き落としなので
それ以外の出費を自分で賄っています
足りないはずと振り込んでいたお金は
そっくりそのまま口座に残っているよ
っていう言葉に
相当驚いちゃった母( ̄▽ ̄*)
失礼いたしました〜
「必要なものにしかお金使ってないから」
だって
すごいぜ息子!*笑
☆
息子のお金管理と
親子のちょっとアホなやり取りなどは
「18歳男子の見事なやりくり」
「18歳男子の予算管理」
などの過去に書いたものでも
覗き見できますので
興味がおありの方はどうぞ
☆
私も節約生活を
さらにパワーアップさせよう

という気持ちになる
息子の姿勢
息子に教えられるというか
息子に鼓舞される母でした

あなたと
あなたの大切な人に
笑顔の輪が
広がりますように

舞