2017/10/27 19:54


昨日の

「痛くありません」

「欲しくありません」

の弊害


考えてくださった方

ありがとうございます

コメントして下さった

たなみーさん、mihoyamanaさん

ありがとうございます


なんとなく良くないのはわかるけど

なんて書いたらいいのだろう

というかたもいらしたかな






ここからは

子どもの発達に携わる

一人の臨床心理士としての見解です

いろいろな考えをお持ちの方がいるハズで

唯一の答えはないと思いますが

なるほど一理あると感じてくださった方は

参考にしていただけるといいなと思います


昨日の記事を読んでいらっしゃらない方は

まずそちらを一読してくださると

より深く理解していただけると思います

ご面倒かと思いますが

「怒りんぼママ vs 天使ママ 6 〜 わかってよ>_<*

https://39.benesse.ne.jp/blog/3038/archive/74

ご一読くださいませm(_ _)m





子どもはかなり小さいうちから

いろいろな能力を持っています


もちろん大人に比べたら未熟ですが

一般的に親など大人が思っているよりも

はるかにたくさんの能力を秘めて持っているのですよぴかぴか(新しい)


「秘めて」がミソで

この能力をうまく開花させてあげたいですね


なにも

スポーツやら楽器やらの

特別な才能というのではなく


「理解する力」「我慢する力」

「表現する力」「楽しむ力」

など

日常生活に密着した力のことです





子どもの気持ちをうまく受け取れない

否定してしまうことの弊害


子「痛いよ〜」

親「痛くありませんっ」

親がついそのように反応してしまうのは

「たいしたことないのに大騒ぎして

周りを振り回して欲しくない」


とか

「ちょっとした事は我慢できる子になって欲しい」

など

親なりの思いや考えがあるとは思います


でもね

子ども目線で見ると

全く違ったメッセージが伝わっちゃっているのです





1.親子のコミュニケーション不全に繋がりかねない問題

2.喜怒哀楽の乏しい子になってしまう問題

「どうせ言っても無駄」

「どう言ったらいいか分からない」

など、必要な時にコミュニケーションをとらない


言ってもわかってもらえない経験は

結構悲しいのです

悲しい思いをしたくないから

気持ちを伝えることを諦めてしまいます

さらに

「ホントはわかって欲しい」

と思うこと自体ストレスになりますから

感情を感じなくなってしまうこともあります


人は、嫌な感情を持たないようにすると

いい感情まで感じなくなってしまうのです


ですから

喜びや楽しみ、人への関心や愛情も

感じにくくなります


「何のために生きているか分からない」

というところまでいってしまうと

聞いているこちらまで切なくなります

親に心配してもらったり、欲求を分かってもらう

=関心をもたれている、大切にされている

と感じること


その経験が少ないわけですから

人への関心や愛情を持ちにくくなることは

自然の流れかもしれません


3.愛情を強く求める行動が増える問題

「わかってもらえるまで頑張る」子もいます

しつこくなる

大袈裟になる

嘘をついてまで関心を引こうとすることもあります


そうしないと

親からの視線をもらえないのだとしたら

子どもを責めることはできないな〜



4.自分を大切にできない問題

5.親の存在を受け入れない問題

自分の存在に否定的なタイプの子

程度の差はありますが

意外と多いと思います
軽い場合は「自信をもてない」くらいですみますが


なぜそのようになるのかと言いますと


「お母さん(もちろんお父さんでも)は

気持ちをわかってくれない



「私の気持ちなんて取るに足らない事なんだ」



「わたしのこと 嫌いなのかな
↑これ言う子結構多いんです
(自信をもてない)


「ということは 私はいらない子なのかな
↑これ言う子に何人にも会ってきました
(自分の存在自体に否定的)


子どもはこんなふうに

筋道立てて考えているわけではないけれど

そしてもちろん

1回だけでここまで発展させて感じるわけではないけれど


肌感覚でこんなふうに感じている子が意外に多いのです


小学生くらいになって

「どうせ自分なんて」

と言葉で言う子はたいてい

ちょっとした気持ちを受け止めてもらえないで

成長してきているようです


共感してもらうと

ビックリしてしまい

そんなこと言われたことない

と反応するところからわかります


たいていの家庭では

わかってもらえる時と

わかってもらえない時が

混在するのでしょうね


でも

否定されてしまうこと

受け入れてもらえないことの方が

ずっと多かったら・・・


自分が感じていることを

いとも簡単に否定する親のことは

小さいうちはともかく

思春期くらいまで成長した時に

「どうせ親なんて」

くらいにしか思わなくなってしまうのです

「そんな親のことは嫌い」

「わかってくれない親に相談なんかするわけない」

反抗も当然激しくなります

親の存在を受け入れられなくなっているのです


わかってもらえない実績を

積み重ねてきていますからね




肝心な時になって初めて

わかってあげようとしても

手遅れになってしまうこと

目の前で見ることもあります


子「どうせお母さんにはわからない」

親「そんなことない

あなたがちゃんと話さないから

わからないんじゃない」


そして子どもが

半信半疑のまま

状況や気持ちを話したところ

親「それは・・・・・・でしょ」

「そんなこといったって・・・じゃない」



子どもの言い分や気持ちを

瞬間的に否定してしまう

やっぱりわかってあげられないのですね


今までやったことがない「共感」を

突然できるわけがないのです



子どもの絶望的な表情

恨めしそうな表情

嫌悪たっぷりの表情

見たくないけど現実・・・


残念だけれど

コミュニケーション不全です



6.人とかかわるのが嫌いになる問題

子どもはまず

親と絆を結び深めていきます

安心感や愛着をしっかり作りあげていくと

「人っていいな」

「いろんな人とかかわるのは楽しいな」

と思うための基盤ができます


「家」という最小単位の社会から

外の世界に出ていく時に

この基盤があることで

お友達を始めいろいろな人と

大きな不安なくかかわっていくことができるのです


反対にこの基盤ができていないと

人とかかわることは

楽じゃないこと

疲れることになっていく可能性が高くなります


生まれた時から最初の何年かで作られる

この基盤は

わかってもらえること

応えてもらえること

一緒にいてもらえること

優しくしてもらえること

などでできていくのです


だから

「痛い」と言っている子に「痛くない」

「欲しい」と言っている子に「欲しくない」

という親の応えは

子どもの心と結び付く機会を

みすみす逃すことになるのです






そうならないために

小さいころから

親も「共感」してあげる練習を積み重ねることと

子どもが「お母さん・お父さんは

わかってくれる・味方なんだ」


という経験をたくさん積み重ねておいてもらう

これ、とっても大切ね



親の言い分はそれなりに理解できても

人間は

「正解」だけでは生きていけない


感情の生き物なのです


せめて気持ちを分かってもらえることで

気にくわないコトも

なんとか受け入れるのです


大人もそうですよね

わかってもらえると

「しょうがないな〜」と

現実や相手の言い分などを受け入れる





だからねるんるん

子どもが「おかあさ〜ん」と泣きついてきた時などは

大大大チャンスなのですよ


「わかってあげる」練習だと思って

「そうなのね〜」

と聴いてあげてくださいね


昨日も書きましたが

わかってあげればいいのです

だからどうするってことじゃなくていいの


それを積み重ねることが

親にも子どもにも

大切な経験になるのですよかわいい





*親も疲れたり体調が悪い時、あります

*いつもいつも良い関わりができるわけではありません

*他のかたちで愛情がちゃんと伝われば補えます

*問題なく良い関わりをしていても

思春期には自信がない時、親を遠ざける時が

多々あります


ですから

一つ一つのことにはナーバスにならないことも大切


こういうこともあるんだな

子どもに思わぬメッセージが伝わることもあるのだな

という視点を持って欲しいな

という気持ちで書きました


大切なのは

「あなたは大切な子よ」

とちゃんと伝わること


そのことを付け加えさせて下さい





明日は

「わかってあげる」経験を積み重ねると

どんないいことがあるか



続きのお話を書きますね






あなたとあなたの大切な人が


たくさんの優しさと笑顔で


過ごせますように














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コメント(4)
ニコ*さん

「自分は悪くない〜」というポジションから動けない人、いますいます。
どう頑張っても聞き入れてくれないのに、その人を好きになるなんて、無理ですよね。私、諦めましたもん(笑)
そういう自分を許すことにしたら、とっても楽になりました♪

「二の舞にしない」その気持ちがあれば大丈夫!ですね*^^*
宝物ちゃんをたっぷり愛してあげてください♡
acoさん

…そんななか、自分で自分を支えて保っていらしたんですね。
acoさん、とっても頑張り屋さんで前向きで、いろいろなこと考えてらしてステキな方なのに、たまに「自分はダメ」と自信なさげになってしまうことがあるのが密かに気になっていました。ずっと認めて欲しいと切望なさっていらしたのですね。

共感って大切。なのにどんなふうに伝えたらいいのか教えてくれる人ってそういないから、そんなもんだと見過ごされてしまいやすいと思います。
特に親世代は、褒めるよりも厳しく、という子育てのかたも多かったと思います。
愛情のたいせつさと伝え方がわかると、少しずつ実践していけるので、きっと心の底から「伝えてあげたい」と思っていらっしゃるacoさんのお子さんは、acoさんの愛情をたっぷり浴びて育つのでしょうね(^-^*)

天使ママなどの子育てネタは、一番私らしくて、一番伝えたいテーマなので、気に掛けてもらえるととてもとても嬉しいです♡
これからもよろしくお願いしますo(*'▽'*)o
舞さん、こんばんはー。
今日のブログを読んで、私のことかと思いましたよ!
子どもの立場バージョンの方。
我が両親世代は、否定的な人が多いのかな〜?(^_^;)
共感してもらった記憶があまりないし、私が何でそういう言い方(悪い意味合い)するの?と聞いても、私の受け取り方が悪いとかワガママだとか言う始末…

育ててもらったことは感謝していますが、人として親でも苦手なところがたくさんあります(>_< )
この年(アラフォー)になっても、両親大好き!は正直ないです。
こんな私みたいな残念な大人になってしまうので、親子の言葉のやり取りって大切だと思います。
やさしい話し方をするお母さんをみると、私もびっくりしていました(笑)

舞さんのブログを読んで、我が子を私の二の舞にしないように気を付けなきゃと改めて思いました。
ありがとうございます(*^^*)
こんばんは

読んでいて涙が出そうになりました。
まさに 私と母の関係がそうで、共感されることも褒めてもらうこともなかったので
子供の頃からずっと「私は母に好かれていない」と思っていました。

大学卒業間近に肺炎で倒れた時に そういった誤解は解けましたが、思春期にコミュニケーションをとってこなかった弊害なのか、今でもちょっと距離があります。

自分の子供にはそういう寂しい思いをさせたくないな〜と思っていますし
逆に 親として 子供が困っているときに「言っても無駄」と思われるのは嫌だな〜と 思います。


共感 大事なんですね〜

天使ママシリーズ すごく勉強になります(^^)
元気が出てきました!!