2019/09/06 10:00
こんにちは、fujiyukaです(°▽°)

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いよいよ最終日となりました!

本日は災害の備えをテーマに綴ります。

このところ、日本のみならず世界的にも災害が多く発生していますよね。
ブログやインスタでも防災に関するものは多く、それぞれの備えなどとても参考になります。
オリジナリティに富んだ防災リュックの中身や備蓄を見かけ、なるほどなぁ!と感心するし、いいと思ったところは真似させてもらっています。
家族構成、居住地、災害の種類、季節でも「あったら助かる!」ものは変わってきます。
どんどんカスタムして「我が家仕様」の備えにしていきましょう!
使うのはお隣さんでもお向かいさんでもなく、我が家ですからね(笑)。

そして防災のイベントには是非参加してみましょう。
今年は「三陸防災復興プロジェクト2019」があり、我が家も行ってきました。

岩手では防災そばっち号という地震を体験できる車があります。

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椅子に座った状態で始まり、しっかり手すりもあるので安全ですが…容赦ない揺れです!

この揺れの時、運悪くポケットからスマホを落としてしまいました。
揺れに合わせてスパーン!スパーン!と端から端まで床を滑るスマホよ…
終わるまでとてもじゃないけど拾えませんでした(笑)。
※動画をInstagramにあげているので参考までに!
https://www.instagram.com/_fujiyuka_


防災のイベントは多くの自治体で行われていますので、ぜひ気軽に足を運んでみてください。

私の体験した台風10号から早3年。
ようやく災害復興住宅への入居も始まりました。

河川の工事は真っ最中!

実はまだ手付かずになっている建物もあります。
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復旧から復興へ…長い道のりだなと感じます。

備えには限りがあり、どんなに準備したところで「完璧」はありません。
でも足りないところを補う工夫はいつでもできます。

明日は自分が被災者になっているかもしれない。
大切な人を守るためにどう行動しよう?

こんな思いを心の片隅に置いているのも立派な備えであると思います。

どんなにモノが準備してあっても、肝心の使うヒトの方の心構えができていないと…ですよね。
心の備えも合わせてやっていきたいな、といつも思っています。

・・・・・・・・・・・
5日間お付き合いいただきありがとうございました。
またこの機会を与えてくださった編集部の皆さま、ありがとうございます。

災害に遭われた方が1日でも早く、
「自分たちらしい生活」を取り戻すことができますよう、祈っております。
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田んぼの真ん中より、愛を込めて。
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2019/09/05 10:00
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ついに4日目ですね〜


今日は昨日に引き続き、在宅避難中のあれこれをお伝えしていきます!

数日経ち、隣村の避難所にいた弟が我が家に身を寄せました。
実家は相変わらず孤立集落、空からしか入れない…といわれていたので、しばし同居避難。

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(これ1ヶ月経って実家に行った時のやつ。こんな感じになってまして、実家の電気復旧はまだかかりました…)

…時間が経つと気になってくるのがゴミ問題!
浸水の片付けで出たゴミはもちろん、普通の生活で出るゴミもいつ回収できるのか…
どうしても紙コップとか使い捨てのものはかさばるし、かといって衛生面も、ねぇ。
しばらくは保管しなければならないので、ちょっと悩みました。
(当時、某ファイト一発飲料を旦那と紙コップに取り分けて飲んだのですが…見た目がアウトでした…余談)

そして給水車に並ぶのも一苦労。
抱っこひもで息子を固定しつつ、2LのPETボトルを6本ほどバッグに下げて往復しました。
衝撃的な画だったのか、地元の新聞にインタビュー付きで載ってしまいました(笑)。
実際給水車に並んでいるのはお留守番の年配の方やママさんが多かったですね。
ほとんどの方が自宅だったり職場の浸水後の片付けに追われていたのです…

弟も天井まで水に浸かった職場の片付けに追われていましたもの。
(ちなみに旦那は普段は社協で居宅介護のケアマネをしていますが、この期間はずっとボランティアセンターの運営でした)

そんな訳で飲料水の確保は手一杯。
洗濯は湧水のところにバケツを持っていき、手洗い手絞りしました。
本当、昔の人の苦労と洗濯機の凄さを思い知るよね!

そしてこの湧水を持ち帰り、卓上コンロで沸かして息子をベビーバスに入れてあげたり。
大人は町民なら無料で利用できる近くの温泉を使わせてもらいました。
豪雨という自然災害に遭いながらも、温泉や湧水といった自然のものに助けられるって不思議ですよね…

そういえばうちに身を寄せていた弟。
縦にも横にもビッグサイズなんです。例えるなら

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※プライバシー保護のため一部加工してあります。

なんせデカイ服、洗ったものが乾かない…(笑)


そして事情が事情なだけに支援物資の洋服を頂いてきました。
いやー、弟に合うサイズがあってよかった!
どこかの親切なビッグサイズの紳士、本当にありがとう!!!

在宅避難の間は「日常生活のありがたみ」を感じる日々でした。
電気がパッとついた時のあの明るさや、蛇口から久しぶりに聞こえた水の音…
きっと忘れられないだろうなと思います。

最終日の明日は「我が家的災害の心構え2019」をお送りします!
読んでいただけると嬉しいです(^^)
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2019/09/04 10:00
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いよいよ3日目。

今日は気になる在宅避難についてお伝えします。

避難所にいれば情報も入ってきやすいし、安全ではあるのですが…いかんせん集団生活。
子供やペットがいたりすれば、尚更気をつかいますよね。

我が家は幸いギリギリ浸水しなかったので、翌日から在宅避難を開始しました。



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が、ライフラインの止まった町で生活する難しさよ!!

♪ハァー 電気も無ぇ、水も来ねぇ、
土ぼこり舞って ボッサボサ!♪
(津軽のエミネムこと幾三先生っぽく唄ってね)

3ヶ月に入ったばかりの息子がいるので、とにかく守らなければ!と。
元々母乳が出づらかったのですが、私の水分不足も重なりさらに出ない。まぁ出ない。
粉ミルク、間に合うべか…

在宅避難は基本的に支援物資は受け取れません。つまり自力調達!
しかしミルクに関しては必需品ということで、役場に行き受け取ることができました。
またご近所の方が「赤ちゃんいたよね?」と届けてくれたり、物流が少し動いたあたりでおしりふきを送ってくれた方もいたり…

息子は皆さんの善意で生かされたといっても過言ではない!
本当にその節はありがとうございました。

大人の食事も一苦労ですね…
鍋で炊飯しようも、私の技量不足でお粥に…
(実家で薪ストーブでも炊ける母を心から尊敬しております)
食器も洗えないので、ラップをかけたり。
結局菓子パンばっかりだった気がします。

そして電気がないので、暗くなったら一日が終了…
あれ、24時ってタイトルにしたけど19時ぐらいで終わってるかもしれない 笑。

我が家ではロウソクや懐中電灯の他、庭に置いているソーラーLEDライトを明かりに使いました。
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朝になったら庭に出しておけばチャージ完了!
うちには4〜5本あったので助かりましたね。

あ、トイレだけは問題なく使えました。
簡易水洗という名の汲み取り式なので…
もし使えなかったら、独身時代のトイレ凍結事件で対応した「ゴミ袋&介護用品の尿凝固剤」でしのごうと思っていたのですが、幸い出番はありませんでした。
(参考にならず申し訳ない)

明日はさらに掘り下げ、「暮らし激変!衣食住事件簿」をお送りします。

読んでいただけると嬉しいです(^^)
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2019/09/03 10:00
昨日に引き続きこんにちは!サンキュ!田舎部 部長のfujiyukaです(°▽°)

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(勝手に部活立ち上げてます 笑)

さて、本日は初めて避難したことについて綴っていきます。

…時は遡って2016年8月30日。
朝からずーーーっと雨でございました。
私はといえば、ちょうどこの日3ヶ月に突入した息子とおとなしーくしておりました。
この時は自分が今夜避難するとは微塵も思っていないわけです!

むしろ
・町内の移動が多い旦那
・実家周辺の山奥で路線バス(という名のハイエース 笑)を運転している父
・毎日片道50キロかけて通勤している弟達の心配をしておりましたもの。

倒木や土砂崩れは想定内ですからね…

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※実家までの道中がコレよ

昼過ぎの時点で、実家は電話が通じないし、父からはケータイで「崩れてるところもあるし、木も倒れてる」と。
たまたま雨で仕事が休みで地域に残っていた人と連絡を取ったので、自宅からカッパとチェンソーを持ってきてもらって木を切りながら帰る!という連絡をもらった後、通じなくなってしまいました…
※地元は薪ストーブのため、どこの家にもチェンソーが標準装備なのです。




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村人ジェイソン化ではありません、念のため。

(実家から5キロ程の地点。この水が溜まってるのが本来の道路です。こうなるギリギリ前に通ってきた父の運の強さ…やべぇ。)


旦那も帰宅早々、「木が倒れてきそうだったー!」といっていたので、こりゃマズイなと。
弟にも連絡をしました。

と、降りしきる雨の中突如ピンポンが!
お隣さんがひとこと
「すぐそこまで水が来てだがら、出る準備した方がいいごったね〜」

ま、まじすか!?

マザーズバッグ一式に懐中電灯も一応放り込んで、息子を連れて避難所へ!!

避難所では入り口で名前や住所を書きます。
(後日、これをもとに行政の方のメンタルチェックや警察の方の訪問が行われてました)

3ヶ月に入った赤ん坊連れなので、小さい子とその家族限定のお部屋に案内されました。
毛布や水を渡され、ひとまず場所の確保をするとドッと疲れが…

実はこの時点で町内は停電したそうです。
発電機で避難所の明かりをまかなっていたよう。
そして連絡していた弟は、橋が冠水で通れず、一旦職場に戻ろうとするも職場も冠水…
辛うじて水の来ない場所で、職場の方数人と車で退避していたようです。

今思えば、停電する前に避難できて本当に良かったと思います。私、持病で暗いところがものすごく見えにくいんです…

お隣さんが声をかけてくれるまで、避難なんて少しも考えたことがありませんでした。
そしてもし旦那が帰ってこられなかったら、自分一人で赤ちゃんとマザーズバッグ一式持って、傘さして歩いてこれたんだろうか…?

いいタイミングで避難できたとその時は思いましたが、決して早くないんですよね…

非常時、1秒1秒の選択の重みを感じたのでした。

ちなみにこの夜は、ミルクの満腹感からか息子もよく眠ってくれました。
どこでも寝れる私は問題なくウトウト…
文字通り眠れぬ夜を過ごしたのは、意外にも旦那だけでした(O_O)

そして翌朝、自宅は浸水を免れたことを知り避難所をあとにしたのでした。

つまり在宅避難のはじまりです!

明日は「実録!在宅避難24時」をお送りします。
読んでいただけると嬉しいです(^^)
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2019/09/02 10:00
こんにちは(°▽°)!初めましての方もいつもご贔屓の方も、お立ち寄りいただきありがとうございます♡

デイリーは2度目ましてのfujiyukaです。
普段は住んでる県だけではなく市町村も晒し(笑)、魅惑のド田舎ンライフを発信しております。

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まずは、先日発生した九州北部豪雨災害により、甚大な被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

実は被災された方、そのご家族の方など何人かと災害後のことについてやりとりさせて頂きました。(片付けのことや保険のことなど)

こちら岩手での災害時、大変お世話になったボランティアの方々も、続々と現地に駆けつけ作業を開始しているそうです。
(ボランティアのプロ集団がダンプと重機を持って向かったとのこと!)
私も後方支援から始めています。

これからのこと、不安でいっぱいだと思いますが、どうか休める時には少しでも休んで、心と身体を大切にしてくださいね。

ひとりじゃないです。
皆がいますからね!

1日でも早く、いつもの生活を取り戻せるよう願っています。

さて、 今週は防災週間!ということで、私の体験した災害から伝えたいことを書かせていただきます。

本日のテーマは「職務経歴書」ならぬ
「私の災害経歴書」!!!

大きなものは主に2つ。
2011年3月 東日本大震災
2016年8月 台風10号豪雨災害

特に台風10号は高齢者施設のことでマスコミに大きく取り上げられたこともあり、テレビでご覧になった方もいるかと思います。
避難レベル、名称が変わるきっかけにもなりましたし。

…ただ、よく考えてみれば子供の頃から自然災害には頻繁に遭っていたような気が…

私の生まれ育ったところは町内でも本当に山奥。
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※ここがメインストリートだぜ!ポツンと一軒家という番組をご存知の方はイメージしやすいと思います(笑)。

土砂崩れで孤立集落。
大雪でも孤立集落。
台風や積雪で木が倒れると電線も切れて停電。
水道に至っては私が生まれてから整備されました(ちなみに今年36歳)。
市町村の管理ではなく、わずかな住民での「組合方式」でして、実は私の父が組合長です。(組長、ではありません 笑)
もちろん大雨が降れば水道ストップ…

実家を離れて一人暮らしをしてからは、安さにつられたアパートに住んだ結果…
凍結で水道&トイレが1ヶ月以上使えない事態も経験しました。
(なんと給水だけでなく排水も凍ってしまった)

そう、ライフラインを絶たれることは決して珍しいことではなかったのだ!!!

ある意味災害慣れしてるよね、といわれがちな私なのですが、さすがにビビった台風10号。

まさかの初・避難所を体験することになるとは…(°_°)

明日は初めての避難→避難所で明かした一夜をお伝えします。

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