日常のたわいない話シリーズ
夏の頃の話ですが。
私がまだ学校に行っている頃、母が入院することになった。
父のお昼ご飯を用意する者がいない状況に
「俺もちょっと料理をやってみようかと思う」 と言い出したので
母が「そんないきなりできるわけないじゃないの」とたしなめると
父は自慢げに
今はインターネットで調べれば
れしべが出てくるんだ
・・・れしべ。
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NHKのサイトからレシピをプリントしてきた父。
豚バラとセロリをコチュジャンなどで炒めた料理で美味しそうである。
それを自分で材料を買ってきて作ったらしい。
「少し残っているから、夕食でも食べてみて」と言われて食べたのだが
味は悪くないけど、恐ろしいほどのにんにくの量!
プリントのレシピを見ても、どうしてここまでになるのか?問うてみると
「だんだんめんどくさくなっちゃって・・・適当になっちゃった(笑)」
だんだんって・・・
レシピの材料表のたったの6行目なんですけど?
そして、適当とはいっても、
普通は5倍入れたりしない。
料理をしない人の「適当」は想定の範囲を超えている。
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この材料を買いにスーパーへ行った際
ひき肉のパックを手に取り、店員に
「こればら肉ですか?」
と聞いたりしたらしい。
はじめてのおつかいレベルである。 注:父は72歳
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買い物のついでに孫が好きな果物を買ってきてくれたのだけど
冷凍庫と野菜室の違いがわかっておらず
冷凍庫にさくらんぼとぶどうが・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
せっかくの心遣いが台無し(涙)
たった1日でいくつも伝説を作った父の料理ブーム。
しばらく続いたのですが、いまはすっかり終わったようです。
珍しく、父スペシャルでした^^
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