「ママはわたしにありがとうの気持ちがたりないんじゃないの?」
ええっ、その大人っぽい言葉、どこで覚えたのかわからないけど
そ、そうかなぁ?
・・・「手紙運んできてくれて、ありがとう」
・・・「おやつ、ぜんぶ食べてくれてありがとう」
あんまり深く考えることなく、思いついたことを言ってみた。
そしたら、娘も
・・・「ママ、おやつ、つくってくれて、ありがとう」
・・・「ママ、くるま、つれてってくれてありがとう・・・」
・・・「ママ、あたま、洗ってくれてありがとう・・・・うわわ〜ん」
ありがとう、といいながら泣き出した。
眠る前のお約束で「おいしかったね」というのをするのですが
眠る前に私が
「いつも○○ちゃん、おいしかったねしてくれてありがとう」
と言ったら、また娘は
「ママ、いつもごはんつくってくれてありがとう・・・」
「ママ、○○ちゃん(自分)、悲しくってうれしい。」
とぽろぽろと大粒の涙を流しました。
それはきっと、私の都合のいい解釈かもしれないけど
やり取りの中で本当の「ありがとうのきもち」に
気がついたのではないかと思った。
成長するにつれて様々な感情を持つようになるけれど
それを表現することがうまくできないもどかしさ
そういう部分から流れた涙と
精一杯の「悲しくてうれしい」という表現だったのだろう
私も精一杯受けとめたいと思います。
娘の成長を感じた出来事でした。
