娘と息子が輪ゴムで遊んでいるうちに
ティッシュを丸めたものをゴムで弾いたりして
パチンコめいたことをしていたので
「それ、木で作ったらいいんだよね」と
桜並木の下に枝を拾いに行った
ちょうどよくYの字に開いている枝というのは
思ったより見つからないので
多少幅が狭かったりしているけど
とりあえず、ケンカしないように娘と息子それぞれの分を
調達することができた。
この桜の枝は小さな頃からずっと見てきた桜の木
春はまだ落ちることなく
桜の花を咲かせていたのかもしれない
先日の雪の日は
その冷たさにじっと耐えていたのかもしれない
ただの落ちた枝を拾ってきただけなのに
そんな風に急にノスタルジックな感傷に浸ってしまう
今までの風景と
最期に子ども達と遊んでくれてありがとう
家の前の桜
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