2019/06/12 16:04



長野県佐久市に残る明治初期に建てられた洋風建築の旧中込学校。
旧中込学校は明治8年(1875年)に建造された、現存する擬洋風学校としては日本最古。
長野県宝、国重要文化財、国史跡に指定されています。


この洋風な造りとステンドグラスに惹かれて訪れました。
木のぬくもりと大正ロマンを味わえるステキなスポットでした。


 


 



旧中込学校を囲むフェンスにある「旧中込学校・資料館」の看板から敷地に入って行くと3〜4台スペースの駐車場があります。
駐車場の入口、チョッと分かり辛いかも…最初は通り過ぎてしまいました。


受付、資料館、旧中込学校、三つの施設から構成されています。
まずはこちらの受付棟で入場料を支払います。


 


 



初等教育に力を注ぎ「教育県」とまで言われた長野県。
その中でも最初に建てられた本格的な校舎が中込学校です。
アメリカ留学で建築学を学んだ地元出身の市川代治郎氏が建築設計し、当時の下中込村の村民の負担と寄付によって作られました。
国主体ではなく地元の人によって作られたなんて…長野県の教育に対する奥深さを感じます。


中央の八角塔は、天井から太鼓を吊るして時を告げたので「太鼓楼」と呼ばれたそうです。
太鼓楼の天井には、ロンドン、パリ、ローマなど世界各地の首都を示す方位図が記されています。
当時の教育に対する熱い思いが伝わります。


狭くなったため、大正に入り新校舎が建築され、旧中込学校は中込町役場、中込町公民館、中込支館、佐久市役所分室、佐久市開発公社と再利用されました。


 


 





1階は廊下を挟んで机が並べられた教室とオルガンがある音楽室になっていました。
こちらの古いオルガンは演奏自由です。
足踏みのオルガン、見たことはあるけど弾いたのは初めて。
空気が送られて奏でられる音色がとてもレトロでした。


 


 





二階も造りは同様、中央の廊下を挟んで両側に教室があります。
現在は教科書などの展示をしていました。


 


 




1階の半円形の欄間と2階中央廊下の丸窓にステンドグラスがはめ込まれたており、当時の人々に「ギヤマン学校」と呼ばれていたそうです。


 


 



併設された旧中込学校資料館では、学校教育資料を中心に展示されています。


 


 



県道139号線を向いた門扉を中側から見たところ。


 


 



旧中込学校
長野県佐久市中込1877
TEL : 0267-62-7845(旧中込学校管理棟)
時間 : 9:00〜17:00(11〜3月16:00)
休業 : 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入場料 : 大人250円、高校生・大学生150円、小中学生120円
備考 :車場有( 無料駐)
アクセス : 上信越道佐久ICから車で約15分


 


 



 


 


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