2016年8月21日(日)〜8月28日(日)
HISの『陽光のイタリア周遊8日間』というツアーに参加しました^^
新婚旅行日記日2め編です。
今回はミラノの教会、ドゥオモに圧倒された思い出を!
*日程*(「→」は移動です。)
*1日目
東京(成田)→ミラノ【ミラノ泊】
*2日目*今ココ!*
ミラノ(市内観光)→ベネチア(市内観光)【ベネチア泊】
*3日目
ベネチア→シエナ(シエナ観光)→サンジミニャーノ(サンジミニャーノ自由散策)【サンジミニャーノ泊】
*4日目
サンジミニャーノ→フィレンツェ(市内観光)→イタロ乗車→ナポリ【ナポリ泊】
*5日目
ナポリ→カプリ島(青の洞窟、天候により島内観光)→ソレント→アマルフィ(ドライブ、自由散策)→ナポリ(オプショナルツアー夜景&ディナー)【ナポリ泊】
*6日目
ナポリ→ポンペイ(遺跡観光)→ローマ(バチカン美術館観光)【ローマ泊】
*7日目
ローマ(市内観光)→ローマ空港【機中泊】
*8日目
東京(成田)お疲れさまでした!
外観がすごい、そして入場ボディチェック
人生初のドゥオモ。ドゥオモはその地域で一番大切な教会。
ミラノのドゥオモは、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリアのすぐそばにあります。
てっぺんちょん切れてるけど^^;
ガレリアを通ってここに来たんやけど、私も旦那さんも含め
同じツアー客のみなさん、ドゥオモが視界に入った途端「うわー!」って歓声が!
すっごいんですよ!存在感が!!
初見ではじめに生まれた印象は
「ピンク!!」
↑
これに尽きる。
意外なほどピンク色でした。さすがマリア様に捧げているだけあって、女性的。
これまで何度かテレビや本で見たことがあったけど全然違う色。
ぶっちゃけ自分が撮った写真の色もなんか白っぽくて(特に全体で撮ってるやつは^^;)、実際はもっとピンクです。
そしてこの色がすっごいかわいい!!旦那さんも「ピンクやね〜」って。
これ大理石の色そのものらしいです。なんてすてきな大理石…!
この大理石を運ぶために昔ミラノには運河がたくさんひかれたとか。(現在は車の時代だからとせき止められたようですが…)
実際に見なきゃわからないかもしれないけど、めっちゃクリーミーで柔らかいあたたかい感じのピンク…
木次乳業のイチゴアイスの色に似てるかもしれん!!(伝わるだろうか。。。)
とにかく衝撃的な色でした。
こんなに大きいのに細部までこんなに豪華な装飾を纏って、圧倒的に自分とは不釣り合いな建築物なのに、
色の影響なのか、とても親しみやすくてすぐに虜になってしまうドゥオモです。一瞬で惚れた。
ガレリアとはこの距離。
左にアーケードが見えてる^^右がドゥオモね!
ここでラッキー発生!
本来は超混んでるというここドゥオモ、けっこうあっさり中に入れることに(゚∀゚)☆
ピーク時は広場の奥まで炎天下の下並ぶこともあるそうです。
それがこんなスムーズに!?まじ!?めっちゃラッキー!
で、中に入る前に軍のボディチェックを受けます。(兵士にカメラ向けたら怒られるらしいのでやめといた方がいいかと!)
しかし兵士なんて普段見ないやん。日本でいう警察的なポジションなんやろうけど、ちょっと怖いイメージあるやん。
カバンの中身を見せなきゃいけないんだけど、スリ対策にカバンのチャック部分を安全ピンで留めてたから
すぐに中を見せることができなかったんよね。
しかも大きめの安全ピン。どうしようこれ「なに武器を持ち込もうとしているんだ!」とか思われたら!?お、怒られる!?殺されるかも!?
緊張で気が動転してしまい(おちつけよ)安全ピンが変に取れない…、そんな私に兵士さん
兵「Slowly」
スローリー?あ、あぁ、ゆっくりしていいよと!?
しかも
兵「Where are you from?」
私「!?…じゃ、ジャパンッ!」←超ビビリ顔だったと思うw
兵「Oh〜Beautiful Japan」
!?(゚∀゚;)
ビューティフルジャパンっつったで!聞き間違いちゃうで絶対そう言ったって!
や、優しいやん…全然いい人やん怖くないやんっ!!
母国を褒められると嬉しいもんですね、サンキューと言って晴れてボディチェックも終了し、中に入れたのでした。
いやー新鮮な体験だった…(笑)
ドゥオモの中―入り口周辺―
中に入るとガラリと空気が変わります。
な、なに?この透明な感じ、この空気感。それにすごく圧倒される(゚Д゚;)
外の可愛らしい感じとはまた違った顔を見せてくれます。
このドゥオモは度重なる戦争で何度も建設が中断され、1813年にイタリアに侵攻していたナポレオンによって
ようやく完成したそうです。その年月は400年という…果てしなさすぎる…
扉側。天井が高くてカメラに収まらない。。。
下からだと小さく見えるこのステンドグラスも間近で見ると大きいんだろうな…
入ってすぐの天井を見上げると、小さな穴がいくつか開いています。
うーんどの穴がどうだったかわからんけど、これって実は昔の人の知恵の結晶で
光が差し込んだら床の星座の模様を照らすんですって。
季節によって光の角度が変わるから、子午線の役割を持ってるんやね^^すごいなー!
私のうお座と旦那さんのてんびん座♡
ドゥオモの中―ステンドグラスと祈りの空間―
昔の人はみんなが文字を読めたわけじゃないから、絵で宗教を伝えていく必要があった。
そこでステンドグラスを使って1コマ1コマにお話しのシーンを描き、多くの人に伝えていったそうです。
これにも見方があって、左下から右に進んでいって、一段上がって…、っていう順番で見ていくらしい。
なるほど確かに一番左下のステンドグラスではまだイエス生まれてないなー!
これは私にもわかりやすかった。
受胎告知(下段左)、受け入れ(下段真ん中)、報告(下段右)…
こういうのを見ながらみんなここで祈ってたんやね。
ドゥオモの中―さすが世界最大級のゴシック建築―
ドゥオモはどこを見ても美しい(`・ω・´)というのが2番目の印象です。
ところで床には何か所かでこぼこしたところがあります。波打っている感じ。
そいういうところは張り替えられることのないまま現在に至る床なんだそうです。す、すごい…!
でこぼこでさえ愛おしいってすごすぎる。
動画ででこぼこ床撮ったけど伝わるかなぁ…(動画は下の方にあります)
ロウソクも何か所かありました。
このドゥオモ、屋根のてっぺんにマリア像があるんですけど
(地上から見ると小さく可愛らしく見えるので、現地の人は「マリアちゃん」と呼んでいるらしい)
奥の方にこの像の等身大レプリカがあります。大きい。2m以上あるんちゃうかな〜
あちこち芸術。
ていうかドゥオモそのものが芸術。
柱とかの細工はどれだけ見てても本当に飽きなかった!
こんなに美しい空間の中にいたら自然と神秘的な気分に浸って、信仰心もさぞ深くなるんじゃないかなぁ。
ドゥオモの中―お土産買って外へ―
なんとここでお土産買えます!
日本でもお守りとか売ってるもんね。
一番安いロザリオ買ったよ、記念に。左端のやつ。
レジのお姉さん優しかった(*´Д`)♡
あぁほんまはもっともとお長い時間ここにいたかったけど…
地下とか屋上とか行けなかったし…でも自由時間もなくなるので外へ。
扉もすごいなぁ〜
出てすぐに上を見上げても…頂上が見えないくらい高い。
扉は何か所かあります。どれも圧巻!
最後に大理石を間近で。伝われ!ピンク!
ミラノ大聖堂ドゥオモ入場の事前予約などについて
チケット売り場はいくつかありますが、時期によっては並ぶようです。
さらに入場するのに並んで時間切れなんてことにならないよう、時間には余裕をもって行く方が良さそうですね。。
チケット(2.00ユーロですが信者さんは無料になります)の買い方ですが個人でオンラインで予約する場合、専用ページで購入したいチケットの種類、カテゴリー、枚数を選んで
「追加する」をクリックしてから「続ける」をクリック。販売条件を読んで良ければ「続ける」をクリックして支払いを行うと、購入できるようです。
チケ購入には必ず登録しなきゃいけないので注意です(`・ω・´)
(チケ購入に関しまして自己責任でお願いします!)
オンラインで購入したチケットの受け取りには宅配便(日本は49.99ユーロ)、自分で印刷(2.50ユーロ)、現地受け取り(加算なし)があります。
ただし6歳未満のお子様は入場無料だそうです♪
観光客への公開時間は
毎日8:00〜19:00、入場券販売終了18:00、最終入場18:10。
(信者さんへは7:00〜19:00です)
私は次回行くことがあればぜひ買いたいチケットがあります。
ドゥオモパスといって、それ1枚でドゥオモ複合モニュメントが全部見られるスグレモノ!
Aタイプ(15.00ユーロ)は屋上(エレベーター使用)、大聖堂、博物館、サン・ジョヴァンニ・アッレ・フォンティ洗礼堂、サン・ゴッタルド教会に入ることができます。
Bタイプ(11.00ユーロ)は屋上まで徒歩で行かなきゃいけないっていう違いしかありませんが、安くてお得です。
本当にすてきな聖堂だったので、またいつか訪れられますよーに♪
前の日記はこちら→ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリアinミラノ イタリア新婚旅行記H
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