2016年8月21日(日)〜8月28日(日)
HISの『陽光のイタリア周遊8日間』というツアーに参加しました^^
新婚旅行日記3日め編です。
各都市でドゥオモ見学に行きましたが、シエナの大聖堂、ドゥオモが一番印象的で、芸術的で圧巻でした。
本当はシエナで買い物もしたかったのに、ついつい自由時間ギリギリまでドゥオモにいました(笑)
今回はそんなシエナのドゥオモについてです^^♡
イタリアゴシック1位の美しさと言われる正面を持つシエナのドゥオモ外観
シエナのドゥオモのファサード(正面)はイタリアで最も美しいゴシック様式だと言われているそうです。
けっこう広いんやけど、正直フィレンツェやバチカンの大聖堂に比べたらそんなに…
でも大きすぎるよりはこのくらいの大きさの方が私は好みかも??
外観だけでもとにかく圧巻の一言、、、
建設時期とファサードからゴシック建築って言われてるらしいけど
建物の全体構成はロマネスク建築なんだそうです。え、ややこしい。。。
すごい細かいなー装飾!!すんごいなー!!ほんまこれだけで感動だわ…
横の縞模様(白と黒の大理石)がめっちゃ印象的で圧倒的な存在感なんだけども、これがまたすっごい豪華さを放ってて。
私あんまりストライプの服も着ないしそんな好きな柄でもないはずなのに、目が離せない(*”ω”*)
人が少なくなった一瞬になんとか撮ってもらいました。
私が手をついてる柱の上にはシエナの象徴、狼を狼のお乳を飲む双子が居ます。
神聖な場所なのでフラッシュはダメだよって看板に注意書き。
フラッシュはしません!でもめっちゃ撮ってきた…!
内部はもうね、シャッター押さずにはいられない空間で、でも自分の目でちゃんと見たいしで、とにかくいっぱいいっぱいでした。
今は内部の彫刻はほとんどレプリカで、本物は大聖堂美術館に保管されてるそうですが、そんなの関係なく素晴らしい。
信者になったとしてもこんなに芸術的で美しすぎる場所では、心穏やかに祈るとか私にはできないかも…(笑)
シエナのドゥオモ、内部がどこを見ても素晴らしい
なん…だここ…!?
とにかく息を飲む…(;゚Д゚)ゴクリ
床から壁から天井から、何から何まで全てにおいて豪華。
天井には細かなお星さま。
星の脇には生首。。。
絵は当然のようにそこにあって
床にも所狭しと絵が。
大理石の床は特に重要な作品らしく、制作年月は1300〜1800年代。
世紀超えでやっと実現された作品…!!
モザイクではなくて、図柄に合わせてカットされた石材を組み合わせてから線を刻み込んで作っているそうです。
果てしなさすぎる。。。(◎_◎;)
床の絵は毎年期間限定で公開されてるとか。
我々が行った時は7/31までの特別追加公開だったそうです。日程ギリギリやん!見れて良かった…!(;▽;)
なんていうか、どの角度でどんな風にこの景色を見たらいいのか分からないくらい圧巻。
だってどうやって見ても、どこから見ても美しすぎるんやもん!!
なんじゃこりゃあ!?人が作ったのコレ!?まじ!?人間ってすごすぎる…
旦「人間ってすごいね。ていうか宗教ってすごい。こんなものまで作っちゃうんやから」
旦那さん核心つくなぁ…。
右も左も上も下もゴージャスさにクラクラしてしまいそうやけど、当時シエナはフィレンツェと競い合ってたようで
フィレンツェのドゥオモに対抗するためにこんなに豪華にしたらしいです。
豪華な装飾っていうのは豊かの象徴でもあったから、すんごいドゥオモ作って
「すごいだろ!?うちは裕福なんだぜ!」と見せつけるためでもあった。
…という裏話を聞くとなんじゃそらと少し思うけど、それでもこんなに素晴らしいものを作った人に
信者じゃなくても感謝せずにはいられません。
扉側だってこんなに豪華。
クーポラ(丸い天井)。
…の、さらに上にも小さなクーポラ??
祭壇の方は…
これはフレスコ画かな。ほんまにびっしりと細かく描かれてある…
ステンドグラス。
オルガンも見ごたえ抜群、めっちゃきれい。
祭壇の後ろで見えにくいとこもちゃんと絵が。
天井はどこの天井も完璧で、首が痛くなければずっと見てたかった。
いいなぁこの天使たちはずっとこの聖堂内を見てられるんやなー。
白い彫刻もちゃんとありまーす。
特徴的な白黒の柱を間近で撮ってみた。
普通(?)の大理石とちょっと質感違うっぽいよねーなんか(・ω・)
なぜか東京タワーちっくな「歩くガラス」というドキドキポイントがある(笑)
まぁ名目は一応新婚旅行ということで来ているので、ちょっと可愛らしく
「きゃーこわーい☆」的な反応で楽しんでいたら、知らないおっちゃんに
「よゥお嬢ちゃん怖いんだろHAHAHAニヤ(・∀・)ニヤ」的な感じで話しかけられた。
こ、怖かねーよ別にッ!!(ブルブル)
はぁーすごい、本当にすごいドゥオモだったな…!
後日フィレンツェのドゥオモ、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂や、
キリスト教の総本山であるバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂やシスティーナ礼拝堂にも行きましたが
私は個人的にここが一番好きでした。
(※ただの本当に個人的な、芸術的な好みです。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂はすっごく大きくて声も出なかったけど、祈りを重視し内部は質素な方で
サン・ピエトロ大聖堂は大きすぎてもはや宗教的な場所っていうより美術館的な感覚になってしまっててドゥオモとはまた違う気がするし…
あ!外観ではミラノのドゥオモが一位かも!!めちゃくちゃキレイで可愛かった!ピンクってとこがまたイイ!)
はい。
あぁ、もうステキすぎる時間でした。
ずっとそこに居たかったしもっと見学したいところはあったけど
ツアーの自由時間には集合時間という縛りがあるので、急いで撤収^^;
結局お土産も買う時間ないほど居座ってたけど、それほど魅入った美しいドゥオモでした。
最後に皆一緒に聖ドミニコ教会というところにも入ったけど、シエナ大聖堂とは打って変わってシンプルそのものでした。
全ての人に上下の差がないよう床もフラット。
同じ神を信仰してても、考え方によってかなり建物も変わってくるんだなーと思います。
こちらでは33歳で亡くなった聖女カテリーナさんのお顔を見ることができます(お顔は写真禁止です)。
ふたつの大きな教会を比較してみるのも楽しいかもしれません^^
前の日記はこちら→イタリア新婚旅行記Qシエナ 世界一美しいカンポ広場
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