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ほんとうの「ぜいたく」とは、心の豊かな人が味わえるもの

2016/05/31【 ビューティー 】

「ぜいたく」って何でしょう?

お金や物をたくさん持っている人が、お金をたくさん使って味わうものでしょうか?


答えはNO。
ほんとうは、そうではないことに、多くの人が気づいています。


「幸せだな」「豊かだな」と感じることは、人それぞれの感性によるもの。


自分の心を豊かにハッピーにしてくれるものは何か?をキャッチできる感性を持っている人が、ほんとうの「ぜいたく」を味わうことができるのではないでしょうか。


そんな、自分にとっての「ぜいたく」をきちんと見つけ、味わいながら生活している5人のお話を紹介します。


ぜいたく1
季節の恵みを味わう暮らし

市内から車で1時間ほどの静かな町に暮らすyomimooさんはご主人と2男1女の5人家族。
生まれも育ちもこの町だけど、1度だけ都会に出たことがあるそう。
そのときは服にも食べ物にもすべてにお金をかけて、それこそ“ぜいたく”な暮らしだったと言いますが、
地元に戻り、久しぶりにご両親の育てた野菜を料理し食べたとき、そのみずみずしさに感動。
以来、ご両親に学びながら野菜作りを始め、今では旬の野菜や果物を使った料理やお菓子づくりなどを楽しむ日々。
「都会に住んでいたときのほうがお金は使っていたけど、今の方が充実していると感じます。
林に降る雨、まぶしいくらい明るい雪の日、窓から景色を眺めるだけでも豊かな気分になれ、どんな天気も嫌じゃなくなりました」
と語ります。


ぜいたく2
ものを創る楽しさ

横溝創さん・夕子さんご夫妻は、息子さん2人と4人暮らし。
創さんは家具から絵画まで手掛ける造形作家。
「物づくりで面白いのはアイデアがひらめいた瞬間。なんでも作れるんだという姿勢を師匠から教わり、欲しいものがあれば“どうすれば作れるか”まず考えてみます」と語る創さんは、たとえそれが子どものためのものでも、「自分が面白いから作っているだけ」と目をキラキラさせます。
一方夕子さんは、たまたま道端で拾った鉄くずを天井からぶら下げていたら、創さんの師匠KINTA氏に「もっと作ってみたら?」と背中を押されてオブジェ作りをスタート。
犬の散歩途中に見つけた針金や缶のかけらを拾って集めていたら、息子さんも“お母さんが好きそうなもの”を拾ってきてくれたこともあるそう。
「“決められたもの、みんな一緒じゃなくていい、やってみないとわからない”ってことが子どもたちに伝わればうれしい」と話します。


ぜいたく3

花のある暮らし
junさんはご主人と長女、長男との4人暮らし。
「友人にお祝いのブーケを贈ったり、子どものために焼いたおやつのケーキに花を添える。
夏の暑い日にはハーブを浮かべた水に足をつけて涼んだり、遊びに来た友人と庭先で花を摘みながらリースを作る・・・。」

そんな暮らしがしたくて7年前に建てた一戸建ての庭で夢中で花を育てているうちに、花は買うものではなく、庭で摘んでくるものになりました
庭で作業しているjunさんにご近所さんが話しかけてくれたりと、自然と新しい地域になじむきっかけにもなったと言います。
なかにはjunさんの庭を見るために毎日の散歩コースを変えた人もいたんだとか。
こうした日々のなかでjunさんにとって“花”は、ステキなご縁や思い出をつないでくれ、たくさんの幸せを運んでくれる存在になりました。


ぜいたく4

一生ものの体験を贈る

棚澤明子さんは、母子3人で登山に出かけるフリーライター。
登山を始めたころは棚澤さんも初心者でしたが、
「だからこそ、こどもと一緒に達成感を味わうには、ゼロから同じ体験を共有できていいと思った」と語ります。
当初は乗り気じゃなかった子ども達もゲーム感覚で楽しむようになったけど、初めの頃は兄弟げんかが大変だったそう。
山はある意味密室だし、疲れると感情的にもなる。ここが自宅なら翌日まで口もきかないかもしれないけど、山は一歩間違えれば命の危険もあり得る場所。3人で頂上まで登って帰るという目標を達成しなくてはいけない。そんな経験を通して、極限状態でも理性を保つ方法、励ましの言葉づかいなども、いいトレーニングになり、日常生活で子どもたちが怒ることが少なくなったと言います。
登山3年目には富士登山も達成。「日本一の山に登れた記憶と自信が、何かを乗り越えるときの力になると思う」と言う棚澤さん。その先の人生の自信につながる経験は、母から子へ最高に”ぜいたく”な贈り物です


ぜいたく5

世界中に友達をつくる

今吉ほなみさん・つむぎさんは、留学生や旅行者のホストファミリーをしながら国際交流を楽しむ親子
「海外の人との会話で楽しいのは、思いもよらない文化の習慣を知ったとき」と話す大学生のつむぎさんは8歳から英語劇に参加し、中学生の頃にはカナダに1カ月ホームステイに出かけました。
その後逆にホストファミリーの話が持ち上がると、母ほなみさんは「家族以外の、ましては日本語が話せない人と3週間も過ごすなんて無理だと思った」と言います。
でも娘のつむぎさんに「私は海外でお世話になったのに、こちらは断るの?」と言われて、確かにそうだと納得し、ゲストを迎えることになりました。
今ではほなみさんも英会話を習い始め、だいぶ上達。
世界に友達が1人増えるごとに自分たちの視野も可能性も広がり、お互いを思う気持ちが世界の平和にもつながるんだという希望が、2人の笑顔にあふれていました

参照:『サンキュ!』5月号「あなたを本当に豊かにしてくれるものは何?」より一部抜粋 写真/小野田陽一、取材/石川理恵、文/田谷峰子
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