2019/01/14 16:53
年末に入院した父が退院しました。
12/29〜1/11の14日間の入院となりました。

一般的に胆石は手術して出してしまえばすぐ治るイメージでしたが
父の場合は高齢なのもあってか炎症の数値がなかなか下がらず
9日間は食事がとれず点滴ですごしていて
退院の目処もなかなか立たないような状態だったので
退院できることになり、本当に良かったです。

ただし、「良かった」ばかりではないのが現実です。

実際に父の入院にあたって直面したことを
こちらに書いていきたいと思います。

私のようなアラフィフ世代の方に
今後の参考になれば幸いです。


●お金の面


父は医療保険に入っているし
78歳で後期高齢者枠なので自己負担分も少ないです。

ですが、急な入院だったので個室しか空きがありませんでした。
差額ベッド代が8000円の部屋でした。

差額ベッド代は医療費の対象から外れるので
高額療養費の対象になりませんし
任意で入っている医療保険の対象にもなりません。
完全に実費です。

相部屋が空いたら移動させてもらうことにして
承諾書にサインをして入りましたが
退院まで部屋を移ることはありませんでした。

14日間の入院で11万2千円の負担です。

差額ベッド代のことを調べますと、
承諾しなければ差額がある部屋に入らないですむとか
書いてあるんですけど、

緊急で、今すぐ処置が必要な家族が目の前にいて
その部屋しか空いてなかったら
当然入りますよね!?

こればっかりは運というか、タイミングというか・・・

でも、保険に入っていてもカバーできない部分があるというのを
頭の片隅においておくのは大切ですよね。

もちろん、差額ベッド代までカバーする医療保険もあります。
家族が入っている保険の保障内容を見直しておくのも大切なことだなと思いました。


内視鏡手術と入院のもろもろの合計で
退院時のお会計は22万円でした。
(後期高齢者で一割負担です。)
最近の総合病院はクレジットカードが使えるところが増えて助かりますね。


それとは別に
入院中のパンツ以外の着替えや
イヤホン・洗面道具など生活に必要なものを有料で使えるサービスがあって利用しました。
570円/日 ぐらいの金額でした。
これはまた別途請求が届くそうで、支払いは後日です。




●介護のこと

父は78歳です。
バイクに乗っていましたが免許返納して我家で暮らすのは不便になり
徒歩やバスで便利に生活できる地域の高齢高齢者住宅に引っ越していました。
(支援や介護の必要がない人向け老人ホームです)

県内ですが、だいぶ離れた地域だったので、心配したのですが
本人がとても気に入って引越し、自由を満喫していたので良かったなと思っていました。

今回の入院中に驚いたのは、期間中の体力の衰えです。
最初は痛みのせいで動けないのだと思ってけど
痛みが取れてからも立ち上がることができなくなり
車椅子の移動も看護師さん二人がかり

また、話していることもちょっとおかしかったり
退院する日を決めたのに退院することを忘れちゃったり。

入院中メニューにリハビリが組み込まれていたので
退院にはなんとか
つかまり歩きできるようになっていましたが
病院に薦められて杖を購入するほどに。

また、お見舞いに来た
現在の施設の館長さんから
介護保険の申請をすることを勧められました。


急に困難になってきたので
ちょっとヘルパーさんとかお願いしようかな・・・

と思っても、

介護保険申請
 ↓
審査
 ↓
認定
 ↓
ケアマネージャー


という段階を踏まないと利用ができないということを
この段階で初めて知ったのです。


少なくとも認定まで1ヶ月以上かかるようです。



しかも、「介護保険」というのは
健康保険から独立しているようで
父の場合

健康保険料→引っ越した現在の居住地
介護保険料→引越し前の居住地(私の住所)

という状態になっており、
申請は保険料納めているところにするので

現在の市役所に申請を出そうとして
リスニングや書類作成も全部おわったところで
ダメであることが発覚し
急遽Uターンして地元の市役所で申請やり直し。
どたばたでしたがなんとか申請できてほーっ。


市役所関係って、平日しかできないから
認定されるまで、調査の立会いなどもあるし
まだまだ仕事を休まなくてはならないので
後日に伸ばすのは絶対に避けたかったのでね。



父もまだまだ元気だと思っていたのに
急激に状況が変わってしまって
驚いたのと同時に
こういうのが現実なんだなと思いました。


この先どういう展開になるかは
認定の結果によるので
あまり先々考えすぎずやっていこうと思います。



父の病院といったり来たりしている間
見舞いの後に食べた「白みそラーメン」が
すっごく美味しかったです!

IMG_9785.JPG

こんなに白いスープのラーメン
珍しいでしょう?

あわただしく、不安もある日々の中で
とても癒された一杯でした。




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2018/10/18 10:09
台風24号により屋根瓦が壊れました。
火災保険の「風災」にあたりますので、
申請して費用が戻ってくることになりました。
その記録を書いていきます。

台風24号の翌朝
地面に見慣れないものが落ちていて

IMG_8598.jpg

これ、もしかしてウチの屋根瓦!?

遠くから我が家を見ると
屋根の上にもひっくり返った瓦が見えまして

さすがにこれは直さないと。

災害の保険適用には市役所で「り災証明」を申請する必要があると
私は思い込んでいて、急いで行ったのですが

結果的に「無駄足」でした。

@保険会社によって、証明が必要かどうか異なる
 
A証明が必要な場合でも
「り災証明」か「被災証明」のどちらが必要なのか
保険会社により異なる。
り災難証明は役所の方の現場確認が必要で、発行に時間がかかる。
被災証明でOKならばそちらのほうが短期間で手続き完了できる。



というわけで、保険会社によってことなるので


「最初にするべきことは
 保険会社の担当者に相談する」


なのでした。。失敗したなぁ。

ちなみに私が加入しているのは「損保ジャパン」で
証明は不要だったんです=33

必要なものは、
修理見積書と現場の写真
でした。


屋根瓦屋さんを探して、
保険申請するための写真に協力して欲しいと伝えて
修理に来てもらいました。

で、業者さんが撮ってくれた写真だと

capture-20181017-173847.png

やっぱり屋根上ってみるとけっこう壊れています。
台風の後で業者さんもかなり忙しいので
ざっと見積もり出してもらって
3万円ぐらいとのことで
(もっと高いかとおびえていた)
その場で修理してもらいました。

物置に瓦の予備が2枚残っていたものと
使える瓦は利用しつつ、
壊れた部分は色が違うけど車に積んである瓦で対応
という感じでしたので
思ったより安くすんだのかも。

これらの写真と
業者さんに出してもらった見積もり書
(領収書ではないので注意)
を用意して

保険会社の担当者が作ってきてくれた
申請用紙にちょっと記入して、押印。

手続きはすごく簡単でした。

この後に保険会社の審査部門の判定があって、
適用される保険の金額が決まるとのことで
ちょっと心配でしたが・・



およそ1週間後に担当者から電話があり、

2週間程度の間に全額振り込まれるとのこと!

ほーっと一安心。(まだ振り込まれてないけど)

※必ず全額戻るとは限りません。
 経年劣化なども考慮して審査されるようです。



「火災保険」って
その名前から、火事だけの保障のようなイメージがあるけど

落雷、風災・雹(ひょう)災・雪災 の保障が含まれている場合がほとんどです。

逆に噴火・地震・津波とそれらが原因の火災は保障されません。
地震保険の保障内容になります
(なのでセットで加入している方が多いと思います)


ただし、加入プランの内容や、免責をつけている場合など
保障が受けられそうか?どうかというのはその方のケースによりますし、
保険ってややこしい部分が多いので
やっぱり担当者さんに相談するのがベストですね!


※そして保険の申請は業者にまかせず自分で行うのが大切だそうです。
 被害以外の部分も含めて多く修理し、
 不適当な金額を請求する手口の防止だそうで。
 「保険でなおせますよ」で持ちかけてくる業者はアヤシイらしいです。
 先払いで泣き寝入りにならないように、ご注意を・・・



このようなことは
初めてでかなり動揺してしまいました。

被害を受けることなく
保険は使わないのが一番ですが

読んでいただけたら
もしもの時のイメージがつくのではないかと

参考にしてみてくださいね。





*−*−*−*−*−*−*−*

以前、損害保険の事務をやっていた時に
自動車保険の注意事項について
まとめたことがあります。

保険規約は改定が多いものなので
変更になっている部分もあるかもしれませんが
注意のポイントとして
参考にしていただける部分もあると思います。


主婦のための自動車保険シリーズ まとめページ


自転車保険や個人賠償についても書いています。

カテゴリー:保険


保険は知識を持つことで
節約につながる部分もありますので。
ご興味ある方は合わせて読んでみてくださいね





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2015/04/20 12:00

通学に自転車を使わない、
我が家の小学生の話なのですけど。

新学期になり、学校からの連絡書類が多い時期ですが
今年初めて
近年の自転車による(特に歩行者への)事故への備えとして
「自転車保険への加入を検討してください」という
通知が来ました。

入ったほうが良いのはわかっていますが、
わざわざ学校から促す通知は初めてでした。



同様の地域、増えているのではないでしょうか。

一般的に「自転車保険」として販売されているものも
たくさんありますし、保障も厚くなり安心ですが、
多くは、相手様の賠償+本人のケガや入院の費用をカバーするもので
それなりの保険料がかかると思います。

普通に医療保険に加入していたら、本人のケガなどのカバーはできるので
相手様への賠償への備えができればいい、という考え方ですと
費用を安く抑えることができます。


以前、主婦のための自動車保険シリーズという記事を書いた中で


個人賠償責任保険に入っていないなら
車の保険の特約でつけられます。


という記事がありますので、参考になれば、と思います。


個人賠償責任保険は、自転車の件に限らず、
ケガさせたり、物を壊してしまったりなど
日常生活の中の賠償責任に備える保険ですし

1件加入すれば、(特約のみの方法なので、特約をつければ)
同居の家族すべてが保障されます
なので、特に家族の人数が多いご家庭は加入しておいたほうがよい保険と思いますので、
参考にしてみてください。


※あくまで、自転車保険に入らなくても個人賠償責任保険で事足りる、という意味ではありません。
あまり自転車に乗らない小学生などはこのような備えで費用を安く押さえる方法もあります、という情報です。


自転車通学の中学生や高校生になってくると
本人の怪我の保障を厚くする必要もありえますし、
地域によっては加入義務もあるようですね。



その他主に自動車保険についてですが


主婦のための自動車保険シリーズ まとめページ


というリンク集があります。

保険は年々改定があり、若干異なることもあるかもしれませんが、
概ねまだ参考にしていただける内容と思いますので、
利用していただけると幸いです。


自動車保険シリーズ 1.jpg




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