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"やりすぎ収納"で時間を奪われていませんか?

2018/03/25【 家事 】

収納を頑張りすぎると、出し入れや元に戻すのが面倒になり、かえって片づかないという状況に陥りやすいもの。特に片づけ初心者ほど失敗する傾向が……。そんな、「あるある」な”やりすぎ収納”に、片づけのプロがダメ出し!

■教えてくれたのは… お片づけコンシェルジュ/中山真由美さん
超片づけ下手の過去を克服した整理収納アドバイザー。個人宅の収納コンサルティングやセミナーなどで収納に迷える人々を救済中

【”見栄え重視”のやりすぎさん】引き出しや入れ物には、おしゃれにラべリング。なのに、だれもちゃんと戻してくれなーい!

\ダメ出し/
わざわざ英語や読みづらいラベルにしてるんじゃない?

ラベルづけは、物の置き場所を明確にするのに効果的。でも、それが自己満足で終わっていては無意味です。たまに英語で表記されたラベルを見ますが、何を収納するのか、私でもわからないときが(笑)。おしゃれを重視した分、家族からはかえって「触れてはいけないもの」と思われているのかも。

例えば、子どものものは、年齢に合わせた色分けやイラスト、番号などのほうが見やすいはず。収納や片づけは「思いやり」です。家族を思いやってわかりやすい収納をめざすとラクに片づきますよ。

【「こうやらねば!」と頭が固いやりすぎさん】季節ごとに衣替えするのは当たり前。……が、実際はかなり面倒なのよね

\ダメ出し/
「季節ごと」より、「使用頻度」が大事です!

収納に「こうやらねば!」という絶対ルールはありません。衣替えだって、面倒ならしなくてもいいのです。私のおすすめは、服を季節別ではなく「使用頻度」で分けて収納する方法。

季節に関係なく、よく着る服はクローゼットに出しておき、たまにしか着ないフォーマル服やダウンコート、ノースリーブなど、一時期しか着ないものはケースなどで分けて保管。着る時期になったらそれだけ出せばOK。衣替えのように洋服を総入れ替えする重労働から解放されますよ!

【自分本位のやりすぎさん】夫や子どものものの置き場所を決めたのに、そのとおりに置かれることがまずない……

\ダメ出し/
指定された場所が「置きにくい」証拠!

あなたが決めた場所は、夫や子どもからは手が届きにくかったり、場所が遠かったりなど、実は合ってないのです。自分の思いどおりにいかないからとイライラせずに、まずは、”愛”を持って家族の行動を観察することが大事!

時間のムダと思いきや、それがスムーズな片づけにつながります。夫や子どもが「つい置いてしまう場所」を見つけたら、本人の意見を聞きながら、置き場所を変えて。行動が習慣化するには3週間かかるといわれているので、その間は温かく見守りましょう。

【「まずは形から」のやりすぎさん】引き出し内はきっちり仕切りたい!だけど、結局いつも中がぐちゃぐちゃになっちゃう(>_<)

\ダメ出し/
細かく仕切るのが正解とは限りません!

きちんと仕切られて整然と物が並ぶ引き出しって、美しいですよね。でも、元に戻しにくい状態だと手間がかかるだけ。最終的にきっちり仕切られた美的収納をめざすにしても、片づけ初心者なら、まずは「使ったものを指定場所に戻す」練習が必要です。それには、細かい仕切りをやめて、面倒なく出し戻しできる”ざっくり収納”にするのがポイント。

多少見た目は悪くても、自分はもちろん、家族の性格やライフスタイルに合わせた方法こそが、あなたの家のベストな収納なのです。

【”物”から入るやりすぎさん】便利な収納グッズを見つけると、即購入。でも、イマイチ使いこなせず、片づかないまま……

\ダメ出し/
いくら便利なものでも、使いこなせなければムダ!

自分の能力に合った収納グッズを選ばないと、かえって時間も労力もお金もムダに! 便利グッズには、細かい分類があったり、サイズが限定されるなど、使いこなすのがむずかしいものも多いのです。

初心者には、ふたなしのかごや箱、書類ケースなど、四角いものがおすすめ。また、これなら放り込むだけなので、出し入れしやすく、そこに戻すというクセをつけるのに最適。長い目で見れば、「結局シンプルなものがいちばん便利」というのが私の失敗経験に基づく実感です。

【生活感を隠したいやりすぎさん】扉を開けたときもきれいに見せたいから、ふたつきケースを多用。

\ダメ出し/
出し入れに時間がかかる~!出し入れに2アクション以上かけるのは、手間のもと!

収納棚にふたつきケースを重ねると、物を出し入れするのに、

①扉を開ける
②ケースを出す
③ふたを開ける

という3動作が必要。なのに「生活感を隠したいから」とあえて手間を増やす意味はあるでしょうか。収納は「家族が使うものを使いやすく収める」のが目的。手間のかかるマトリョーシカのような収納は、家族が片づけ嫌いになる危険性大!

一度嫌いになると回復までに何年もかかります。生活感を隠したいなら、せめて引き出しケースを使うようにして。


やりすぎさんに当てはまったあなた!まずは、使ったものを所定位置に戻す練習からはじめましょ♪

参照:『サンキュ!』4月号「「あ~時間がない!」それは収納のせいかも!?「時間のムダ」が消えてなくなる収納&片づけ術」より一部抜粋。掲載している情報は18年3月現在のものです。

イラスト/船越谷香 構成/宮原元美 取材・文/神坐陽子

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