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脳の専門家に聞く!溜め込みがちなアレの片づけ方

2018/07/22【 家事 】

あとから片づけようと置きっぱなしにしていると、あっという間に手を付けられない状況に……。私たちが片づけたくてもなかなか行動にうつせないのは、意志が弱いせいではなく、脳がサボるようにできているからかも!?

脳科学の観点から”片づけ”を考えることで、人がつい物を溜めこんでしまう〝魔の場所〞もスッキリ解消!脳のくせを利用した片づけテクニックをお教えします。

■教えてくれた人
菅原道仁さん(脳神経外科医)
菅原脳神経外科クリニック院長。最新の脳医学に基づいた、仕事や片づけなどやりたいことを行動につなげる方法論を提唱。著書多数。

溜め込みがちな場所・その1

■調味料・食材

【溜め込む理由】
腰高の棚やダイニングテーブルの上は、広くて平らで何も考えずに物が置けるので、脳は無意識に「ここに置けばOK」と判断します。だから何も置かずにいるのはむずかしく、ちょい置きしがち。

【こうして解決!】
・楽に入るスペースをつくる
棚に白いケースを置いて収納すると、どこに何を戻すか考えるため脳には負担大。透明ケースに入れ替えるかラベルをつけて。脳が瞬時に置く場所を判断し、楽に出し入れできるので、自然と片づきます。

溜め込みがちな場所・その2

■プリント・DM

【溜め込む理由】
省エネしたがる脳は、考えたり決断したりするのが大嫌い。ちょっとでも迷うものは後回しにしたがります。プリントやDMはその都度、要・不要を判断しなければならず、どうしても溜まりがち。脳にその場で判断させる仕掛けが必要です。

【こうして解決!】
・処分道具をそばに置く
「後でやる」と脳にインプットしたつもりでも、新しい記憶は定着しにくく忘れることがほとんど。ゴミ箱やはさみ、個人情報保護スタンプなど処分道具をワンセットにして書類置き場の近くに置くと、先送りせずルーティンで作業できます。

・使う可能性ごとに3つに分けて
書類を「必ず使うもの」「使う可能性があるもの」「いらないもの」の3つに分類。いらないものはその場で処分し、残す書類は1週間ごとに見直しを。提出物などは赤いファイルで保管すると◎。赤は注意を促す色なので忘れにくい!

*紙ものはここに注意!
紙ものを平らに置くと限界まで積み重ねてしまいがち。縦型ファイルボックスなどに収納すると、見た目もスッキリするうえ、スペースが限定されて捨てる習慣がつきます。

溜め込みがちな場所・その3

■紙袋や空き箱

【溜め込む理由】
脳には、得より損を多く見積もり、必要以上に不安を感じやすい性質があります。それで、捨てるメリットより「ないと困る」「後で使うかも」という不安感が勝り、溜まり場が発生!

【こうして解決】
「使うかも」程度のものはしまったら最後、脳は存在を忘れます。まず、「紙袋のストックは10枚まで」など持つ数を決めると、自動的に判断できて楽に。それ以上は「使うかも」と思ったときに捨てましょう。

*もし、処分に迷ったら……
だまされてはいけません! 脳が自分の行為を正当化しようとしているだけです。脳には自分の行動は正しいと思いたくて、手にしたものの価値をつり上げる傾向があります。でも、普通に考えれば紙袋や空き箱はただのゴミ。迷わず処分しましょう。

いつも“溜まりがち”なあの場所も、脳のくせを利用して収納することでスッキリ!汚部屋になる危険性もこれで回避できるかもしれませんね。

参照:『サンキュ!』8月号「夏中スッキリ!が叶う捨てる!新基準」より一部抜粋。掲載している情報は18年6月現在のものです。監修/菅原道仁 取材・文/神坐陽子

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