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永代供養とは?かかる費用の相場や注意点を解説

2018/07/31【 ライフスタイル 】

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夫の実家や自分の実家が遠くてなかなかお墓まいりができない……。将来的に墓守りになることを考えたら、今からお墓の引っ越しのことや、最近よく聞く「永代供養」について知っておいたほうがよさそう。冠婚葬祭アドバイザーの中山みゆきさんに、いろいろ教えてもらいました。

お墓の引っ越しはどうやってするもの?

お墓の引っ越しをするときの大まかな流れは、下記の通りです。

1:新しいお墓を探す
2:改葬許可申請書を作成する
3:新しいお墓を立てる
4:古いお墓から遺骨を取り出す(魂抜き)
5:新しいお墓へ納骨する(魂入れ)

お墓の引越しをする際の費用は、一般的に120万~150万円くらいとされています。利用する業者さんには見積もりをきちんと取ることが大事。後から「予定よりも費用がかかった」と追加料金を請求する悪徳業者に注意! 古い墓石は産業廃棄物になるので、きちんと処分出来るように前もって業者に確認しておくことも大切です。移転前にお寺の住職によく相談、声をかけておく必要があります。また、親族にも反対するものがいないかよく話し合っておくことです。

最近よく聞く永代供養ってなに?

永代供養とは、お墓まいりになかなか行けない、またはお墓まいりをする人が将来的にいなくなりそうという人のために、寺院や霊園が遺骨を預かり管理や供養を行ってくれるというもの。本来なら先祖代々のお墓は代々受け継がれていくものですが、近年の少子化またはお墓を新たに持ちたくないなどの理由で、注目されている埋葬方法なのです。

永代供養はどんな人に必要?

本来お墓を受け継ぐ人がシングル、または子どものいない夫婦のように跡継ぎがいない人には永代供養が必要になってきます。お墓が遠くてなかなかおまいりができないという理由で、永代供養を考える人もいます。また、これから新たにお墓を作って、自分の子どもたちにお墓の管理で煩わせたくないという方もいます。

永代供養のメリット、デメリットは?

永代供養には大きく分けて、お墓を個別に供養する「分骨型」と、他の方々の遺骨と一緒に供養する「合祀(ごうし)」の2種類があります。

【メリット】
●ご先祖さまの供養やお墓の管理を自分でする必要がなく、お寺や霊園に任せられる。
●お墓を新しく造るより費用が安い(永代使用料などを支払う必要あり)。

【デメリット】
●先祖代々のお墓はなくなる。
●納骨堂での法要をする時は、周囲に気を配らなければならない。
●他の方々の遺骨と一緒に供養する「合祀(ごうし)」にすると、遺骨は一般的に「合同墓」や「合祀墓(ごうしぼ)」と呼ばれる、共同で使う墓(他の人と一緒に骨を埋める)で管理されるので、再度遺骨を取り出すことはできません。
●お墓を個別に供養する「分骨型」でも、三十三回忌や五十回忌を区切りに、他の遺骨と一緒に供養する「合祀(ごうし)」で供養する形のところも多い。

永代供養の費用に含まれているもの

永代供養の費用は、永代供養墓の使用料、お墓や施設の管理費用、定期的に行われる法要へのお布施代などが含まれます。最初に一式の費用を払うと、追加の料金はないところがほとんどです。「分骨型」は、「合祀(ごうし)」より割高になります。

永代供養で注意するポイント

「永代供養」の「永代」は、「永遠」ではありません。「永遠」に保証してもらえるとは思わないように。契約先の霊園が経営難で倒産ということもありえます。事前にきちんと調べておくことが大切です。他の遺骨と一緒に供養する「合祀(ごうし)」は費用が安いというメリットがありますが、再度遺骨を取り出すことができないので、事前に親族と話し合っておくこと。そうしないと、後々トラブルの原因となってしまいます。

まとめ

都会では、ロッカーの中に遺骨が納められ、そこから骨壺を出してもらいおまいりする「ロッカー型」の永代供養墓も。ロッカー型には、位牌だけを安置するタイプもあるようです。これも時代の流れ、お墓の形は変わっていきますが、何より大切なのはご先祖さまへの供養の気持ちなのではないでしょうか。


教えてくれたのは・・・中山みゆきさん
冠婚葬祭アドバイザー。All Aboutで冠婚葬祭サイトの運営に携わる。現在は、その知識を生かして冠婚葬祭関連のアドバイス活動を重ね、「思いやり」の心を大切にした情報を発信中。

取材・文/有馬未央(KIRA KIRA)

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