2019/06/21 10:00
こんにちは!

今週のDaily サンキュ!はカラッと晴れるフランスからお届け♡

フランス在住ブロガー渋谷圭子が担当させて頂きます。

普段のブログはコチラです。
https://39.benesse.ne.jp/blog/1714/

 



5日間に渡り、

『海外暮らしのそこんとこ』

をテーマに、海外での暮らしの普段見えない部分をお届けさせて頂きます。
お付き合い、どうぞよろしくお願いします。

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はじめましての方、どうぞ月曜の記事から読んでいただけるとうれしいです。

***

アメリカで3人の子供を産み、1年前に6歳、4歳、2歳をつれてフランスへ渡った際は本当にカオス過ぎて頭がおかしくなるかと思いました。
引越しが決まってから、2ヶ月での移動だったもので。

物理的な移動もそうですが、英語圏からフランス語圏への移動。
正直不安がたくさんでした。

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↑親の苦労、子知らず。クロワッサンに夢中!
「フランスに引っ越すことになったよ!フランスで何したい?」→「クロワッサンが食べたいー!」


わが家の夫はアイルランド出身ですが、フランス語圏で幼いころから17年も過ごしたので、夫自身は英語が母語、フランス語も流暢なまさにバイリンガル。

いっぽう私は島国ニッポン育ち。

英語は話せるけど、フランスに引っ越すつもりなんてまったくなかったから、ボンジュールしかわからず。。。
(あー、だからなんでフラ語もっと頑張らなかったの!)


今日はそんな私たち一家のバイリンガル・トリリンガル教育についてのお話。

一番初めに、はっきり言いましょう。

子供をバイリンガルに育てる上で、一番大事なこと。それは、

「親の意思」

だと思っています。

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親が子供に「バイリンガルになってもらいたい」という意思がなければ子供が自然とバイリンガルになることはとても難しいんです。

もしバイリンガルに子供を育てたいのであれば、心を強く持って頑張ってください!

そうでない方にはあまり興味がない話題かもしれませんが、

「へー、そいういうことをするのね」

とさらっと読んでいただき、フランスの美しい景色をお楽しみください。

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(本日の写真は全然関係ないけどボジョレー地方をメインにお届け♡金曜ですし気分は小旅行!)


わが家の子供たちは3人全員アメリカ生まれ。

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なので、基本的には英語が母語で、日本語が第二言語、と言った具合。
そして国際結婚カップルなので、子供たちとは父とは英語、母とは日本語で話しています。

(読者の皆様とはおそらく反対方向のバイリンガル教育かつ、日本語同士のカップルとはかなり事情が異なるかな・・・。)


夫がもともとフランス語圏で生活をしながらアイルランド人の両親から英語を母語として習得した性質上、夫は子供は絶対にバイリンガルでなければならない、というベースがわが家にはありました。

その一歩として子供が生まれてから一番はじめにしたことは

『本と歌をたくさん用意する。』

ということ。

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↑青いバーバパパとくだものさんは長男が0歳のときにかったもの。8年選手。


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↑この人のおかげで母親業、おかげさまで8年目です。
違います、その怪しげな甲冑かぶった人のおかげじゃないですよ、右の小さいほうです。笑

私は英語の手遊び歌などはもちろん、日本語の手遊び歌もあまり明るくないので、日本から本を送ってもらいました。
その際に、音の出る絵本、歌の絵本はとても役立ちましたね。

外国の本を取り寄せるのはなかなか難しいけれど、最初は数冊でもかまわないと思います。
とにかく、外国語をみて、音を聞くこと。
そして1冊でも何度も繰り返して親しむところからはじめる。
そのうち、子供にその音の持つリズムが必ず身についてくるはずです。

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↑お気に入りの英語の本たち。


そして、その次にすることは、

言語を使う環境を整える。』
ということ。


私の場合は、子供たちに日本語で遊ぶ環境を持ってほしくて、地域に日本人ママさん同士のプレイグループがあればそこへ足しげく通い、子供たちが日本語で遊ぶようにしました。

アメリカにいた最後の3年ほどは、自分でプレイグループを運営し、そこでもやはり本の読み聞かせと手遊び歌を中心に。
通ってくれた子供たちの年齢はだいたい1歳から5歳くらい。

そのころの子供たちの脳は本当にスポンジのようだからいろんな刺激を与えてあげればあげるほど、育つと私は思っています。

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それから、アメリカには『日本語補習学校』という日本人家族向けの学校があり、3〜4歳ごろにはそこで、やはり本読みや手遊び、そしてひらがなの読み書きを教えてもらいました。


日本でも最近首都圏には英語の学童のようなところが増えていると聞きました。
そういったところで幼少期に週一度でも通わせるのはとても効果があるだろうなと思っています。


そして、最後に。
これは親が、母語ではない言語を教える場合、私の場合は第3言語のフランス語を子供に習得してもらいたい今の状況、でのことですが、

『親が習得言語に自信を持つ。』

ということ。

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↑親子でフランス語猛勉強中!死活問題ですからねッ!


フランスへ引っ越してからは、英語、日本語に加え、フランス語の習得も加わりました。

上記のとおり、フランス語の習得にも『本、手遊び歌』『フランス語の学校に通わせる』と言ったことを同じようにしていました。

一番上の息子、当時6歳は歌から覚え、そこからフランス語へ親しんでいきました。


二番目の娘、当時4歳は毎日フランス語の現地校へ通い、友達と遊ぶ環境の中で数ヶ月のうちにみるみるフランス語がかなり上達しました。

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そして、3人のうち一番下の当時2歳児は、保育園に週に2度通っていて、そこでは英語を話せる先生がいませんでした。
最初はフランス語がわからず不安だったのか、保育園に通うのはいやがり、しばらくしてなれてきたかと思っても、なぜかフランス語を話しません。

保育園でどうやってすごしてるのかと問えば、先生たちは英語を話せはしないものの、理解はできるようで、先生たちは息子へフランス語で話しかけ、息子は英語で返すというコミュニケーションをしていたようなんです。


そして、2ヶ月ほど前。
私もやっとフランス語が上達してきたある日のこと。

朝、登園した際に、いつものように今日の調子はどうですか?と聞かれました。

「息子がトイレトレーニングを始めたんですよ。まだうんちは難しいけど、自分でトイレでおしっこができるようになって。」

「あら、それは大ニュースね!赤ちゃんからおにいちゃんに成長かしら?学校ではいやがってたんだけど。」

「そうですね、最初は嫌がってたんだけど、ちょっとずつ。なので、学校ではトイレに行くかいかないかわからないけれど、とりあえずお伝えしておこうと思って。もし興味があったらさせてみてください」

とまぁ、こんな感じの私としてはかなり長い会話をフランス語で話してました。

息子は近からず、遠からずの場所で遊んでいました。

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↑これくらいの距離感。笑


その日を境に、息子が先生やクラスメイトたちにフランス語で話をするようになってきたのです。
まだまだたどたどしいものの、今まではわかっていても絶対にフランス語を話そうとしなかったのに。

それは私は二つの『自信』が重なったためだと思っています。

まずは本人が「おにいちゃん」トイレを使えるようになった自信。

そしてもうひとつは『親の言語に対する自信』。

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親が子供の前で間違いを恐れてその言語を使おうとしない場合、やはり子供はその姿を見ているんじゃないかなと感じたんです。

まだまだ私のフランス語はつたないのですが、息子は私がフランス語で会話しているのをみて

「へぇ、フランス語っていうのはめちゃくちゃでも使うものなのか」

と感じたのだと私は思っています。
(実際、フランス語を話さない息子もきっとフランス語能力は私より高いはず。なにせスポンジだから!)


・・・えーと、私のただの気のせいですかねぇ?汗

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↑まぁ、とりあえず美しい景色でも見て気分転換・・・。


でもやっぱり子供は親の背中をみて育つ、って言うし、親ができないものを子供に押し付けるっていうのはなかなか難しいことだと私はいつも思っているんです。


だから、

「子供にフランス語を習得してほしいならまず、自分が習得してる姿を見せなければいけない。」

そう思って、私自身は週に3度ほどフランス語のレッスン中。
(元インターハイ&国体出場チームでバスケをしていたからかやはりここもメンタルが体育会系で「なせばなる!35歳超えても言語は習得できる!」と思って日々精進中。笑)


なので、もし日本で英語を学ばせたいと思っている親御さんがいらっしゃたら、ぜひご自身がお子さんの前で(間違ってもいいから)自信を持って使ってみたらいいんじゃないかな?

と思っています。


世界は広い、いろんな人がいる。
英語がすごくへたくそなのにそれで海外で生活してるひともたーくさんいる。

それでも通じちゃう!

私みたいな超へっぴりなフランス語だって全然通じちゃうんですッ!!
けっこう言語がへたくそでもどうにかなっちゃうものですよッ!


それでも、間違えてもいい。そんな姿を子に見せてあげる、それも親の役目かな、なんて。

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海外で暮らして色んな価値観を見てきたから。
それぞれ異なった価値観がある。

もしかして他の人とは全然違うかもしれない。

でもそれが自分の信じるものならそれでいいんじゃない?

世界は広い100人100色。

そんな風に思わせてくれた海外生活に今では感謝。
今まで大変なこともたくさんあったけど、それも人生の糧。

これからも世界のどこかでのんびりと自分のやり方で子育てに邁進していくつもりです。

あまりお役に立たないわが家のバイリンガル教育論かもしれませんが、これからの時代絶対に外国語は必須。
ぜひともお子さんが新しい言語を学ぶ際には、一緒になって背中をおしてあげてください!

というのが海外で苦労をしてる私からの切なるお願いです。

子育てに楽はないですが、世界のそっちとこっちで一緒にがんばりましょう♡


***


そんなわけで最終日は子育て編でした。


5日間お付き合いいただきありがとうございます。
少しでも海外暮らしのアレコレを身近に感じて頂けたとしたらとても嬉しいです!


海外での日常を普段のブログで、のんびり更新しておりますので、のぞきに来ていただけますと幸いです。

普段のブログ↓

そして、最後にこんな素敵な機会をいただきましたサンキュ編集部のみなさま、本当にありがとうございます!

Merci beaucoup! À bientôt!


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