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不安はあるけど「やるなら今!」ある主婦の挑戦~通訳案内士を目指して~

2018/05/08【 ライフスタイル 】

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家事や育児だけでも主婦は本当忙しいですね。しかし、もしやりたいことができたら、あなたはどうしますか…。我慢する?それとも家族に相談?今回は子育てしながらも自分の夢に向かって必至に頑張る、ある女性の挑戦を追ってみました。

雑誌『サンキュ!』22周年のテーマは「挑戦するわたし」。大人になっても新しいことに挑戦する気持ちを応援します。今回は元サンキュ!読モブロガーの菊地志野さんが登場。通訳ガイド試験突破に向けて、地下鉄コンシェルジュとして働きながら、語学学校にも通う彼女の日々を追いました。

今月お話を聞いたのは……菊地志野さん(埼玉県 35歳)
元サンキュ!読者モデル・ブロガー。家事・子育て・仕事のほか今年からは語学学校にも通い始め、英語の勉強にも力を入れる忙しい日々

「英語を仕事に」の夢のため、一歩前に踏み出して

ハーフなのに英語が苦手なことがコンプレックスでした

菊地さんは、母がフィリピン人、父が日本人のハーフ。「でもバイリンガルじゃないんです。実は私が3歳のときに両親は離婚。母は日本の暮らしになじめず、フィリピンに帰国してしまったので」。その後は、祖父母に育てられた菊地さんですが、自分がハーフであること、ハーフなのに英語がまったくしゃべれないことが、ずっとコンプレックスだったといいます。「中学生になっても英語は大嫌いだし成績も悪かったです。でもあるとき、英語の先生に『発音がめちゃめちゃいいのにもったいない』って言われて。そうなの? 私もったいないの?って、そこで立ち止まって考えました」 高校入学後は、一転して英語に力を入れるようになった菊地さん。「やりだしたら英語がどんどん面白くなって。もっと英語を話したい、日本以外の広い世界をこの目で見てみたい、と思うようにもなりました」(菊地さん)

菊地さんのお仕事

駅の改札近辺で、切符の買い方や乗り継ぎに迷う人のガイドをするのが、地下鉄コンシェルジュの主な仕事。「東京は路線が複雑でわかりづらいんです」と菊地さん。常に数カ国語の路線図を携行。担当駅は日によって変わる。観光客が多い駅だと1日300人以上案内することも。「日本に来てよかった!」と言ってもらえるようにいつも笑顔で応対したいです(菊地さん)

菊地志野さんの1日に密着!

食事の支度は3食まとめて。自分の英語の勉強は子どもの宿題をみながらなど、プライベートでも段取り上手の菊地さん。菊地さんのふだんの1日を追いました。

05:30
起床後、3食分の調理
朝起きたら、朝食と夕食、自分の昼のべんとうを用意。頭がさえている朝に英単語や英語構文の暗記をするのも日課

08:00
出勤。荷物が重い!
勤務する駅は毎日異なるため、仕事の制服や靴も毎日持ち運ぶ菊地さん。「重い荷物を持って乗る満員電車が大変!」

19:00
帰宅。「すぐごはんね」
勤務後は、わき目も振らず急いで帰宅。息子くんがおなかをすかせて待っているので、休む間もなく夕食準備と夕食

20:00
親子で勉強タイム
夕食後は、息子くんの宿題の丸つけをしながら、菊地さんも英語の勉強スタート。「語学学校の宿題が多いから必死です」

20:50
寝る前のだんらん
今の2人のブームは間違い探し本。息子くんが寝る前の10分が貴重なだんらんタイム。親子の時間は毎日取るように

菊地さんのこれまでの人生

1982 0歳
千葉県で誕生。3歳で両親が離婚するも祖父母に愛情深く育てられる。内心、親がいない負い目も

2004 22歳
自分で貯金したお金をすべて持ってニュージーランドに留学。夢にまで見た海外でのホームステイ

2006 24歳
アルバイト先の同僚と結婚。流産を乗り越え、その1年後に第一子出産。穏やかな専業主婦生活

2011 29歳
サンキュ!読モブロガーに。本誌の表紙ほか誌面に多数登場。トップブロガーにもなる

2017 35歳
5年勤めたリユースショップを辞め、地下鉄コンシェルジュに。「通訳ガイドをめざす」と決意

2018 36歳
地下鉄コンシェルジュを続けながら、語学学校に通い始める。来年8月の試験に向かって猛勉強中

めざしている資格はこれ!

【総合旅行業務取扱管理者】
旅行プランの企画・作成や、お客さまとの旅行の契約・管理など、旅行に関する幅広い業務を行う。旅行業界唯一の国家資格で、一度取得すれば生涯有効。国内、海外ともに取り扱うことができる

【通訳案内士】
全国通訳案内士は高度な外国語能力や日本の地理、歴史、文化などの観光に関する高い知識を有する国家資格。ただし18年1月より改正通訳案内士法が施行され、資格を有さない人も有償で通訳案内業務が可能になった

不安はあったけれど「やるなら今!」と思い切って挑戦

その後、アルバイトを多数掛け持ちし、貯めた費用で22歳のとき、ついにニュージーランドに留学。帰国後はアルバイト先の男性と結婚、その後長男を授かります。「ここで、自分のやりたいことはひとまず棚上げ。親の姿を見ずに育った私だから、うまく子育てができるか不安もありましたが、幼稚園入園までは息子のそばにいて、絶対寂しい思いはさせないと誓いました」。子育て中には、『サンキュ!』の読者モデルに応募し、トップブロガーにもなるという経験も。「読モの仕事はとても刺激的で、輝いている主婦の皆さんと知り合えたことは私の財産です」。息子くんの幼稚園入園後は、地元のリユースショップで仕事を再開。途中、離婚という思いもよらぬ出来事も起こりましたが、”なんとかなる”という持ち前の明るさで乗り越えます。「大きな転機は、1年前の祖父の死。それまで忙しくて考える余裕がなかったんですが、葬儀などで仕事を休んでいるとき、ふと思い出したんです。『私、英語の仕事が夢だったよね?』って」 そして「やるなら今!」と夢の実現に向けて大きく舵か じを切り、その第一歩として地下鉄コンシェルジュに。「最終的な目標は通訳ガイド(正式名称は通訳案内士)で、その前に総合旅行業務取扱管理者の資格を取るつもりです。コンシェルジュ仲間には同じ資格をめざす人が多くいるから、それも心強い!」。今年からは合格に向けて語学学校にも入学。「『やってやれないことはない』と思って、合格をめざします」(菊地さん)

昔、やりたかったことはありませんか? その夢、大人になってからでも遅くはないんです!菊地さんに”想いがあればいつからだって始められる”ことを教えていただきました。『サンキュ!』は新しいことに1歩踏み出すあなたを応援しています。

参照:『サンキュ!』5月号「新連載 挑戦するわたし」より一部抜粋。掲載している情報は18年4月現在のものです。撮影/市原慶子 構成・文/宇野津暢子

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